サッカーとハート :プロとアマの違いは何?Part.22003-06-10

今回はこれです。少し我が事を書かせていただきますのpart II。

◇ 比較はしない ◇
 練習時間に遅れずに来るようになった選手達に何を練習させるか・・・私が一番気を付けたことは今まで指導した選手と比較しないことだった。「以前、私が指導した選手達だったらこんなこと平気でしてしまうぞ!」などという言葉は絶対口しないと決めたことだ。獨協大の選手達の実力があるのか無いのか、以前指導したヴィッセルの選手達の実力が上なのか?それはおそらく私以上に選手達が気に懸けていたことだろうし私にはそんなこと関係ないことだった。目の前にいる選手に足らないところを補ってやる、ただそれだけである。何かにつけ比較されるかもしれないと気にしているだろうし、それでなくてもJリーグの下部組織チームというブランドが獨協大の選手達の純な気持ちに嫌気だとかモチベーションの低下を投げかけてしまう可能性があるのだから。

だから私は最初に選手達自身の現段階の力量を知らしめることから始めた。体力など自身の能力を数値で表すことによって、その後のトレーニングで自身の力が変化していっているということがわかりやすいだろうと考えた。人との比較で無く自分自身との比較である。トレーニング前と後での数値の比較ならおそらく一層のモチベーションになるだろうしその変化がどうして起こったのかが理解できれば“なぜこの練習が必要なのか” を感じ“だから頑張るんや” と言うところへ選手自身が繋げていけるだろうと。ほって置いても・・・。

もう一つ私が選手に言い伝えたかったのは、「サッカーという競技をよく理解すること」であった。

チャンピオンシップスポーツとして試合は負けるためにしているわけではない。「今から0-3で負けて来い」といって送り出すような試合は絶対ありえないのだ。負けて「勉強になった」ということは嘘でもないし確かに勉強できることもあると思う。しかし、勝った試合ならもっと勉強できるのである。負けたときにしか出来ない勉強もあるがそれは本当に力いっぱい力を出して負けたときに勉強できるのであって、力を100%出すことができないでいた試合では「本当は100%力を出してれば勝てるのかなあ?」という疑問を残すこととなり、結局勉強したような気になるだけであり勉強するには物足りない状態で終るのである。だから、私はまず

(1)全力を出し切る習慣をつけること
そのために
(2)よい準備を周到に行うこと
そして
(3)サッカーに必要なことをすること
と言うことをしつこく言ってきた。

(1)は何事にも通ずる事だとも思うが全力を日頃から出す習慣を持っていない者はといざという時に全力を出せはしない。一生懸命全力を出してサッカーをしたとしても世の中、上には上がいるのにいわんや全力を出さないをや・・・である。それでいて、一方では力の抜き方も覚えて欲しいとも思っている。人間張り詰めてばかりでは息が詰まる。どこかでファジーでなければよいアイディアも浮かばないのである。本来サッカーという競技はどんな競技か考えてみると興味深い。「サッカーとは相手の逆をついたり、緩急・右左・縦横と相反するものを組み合わせるスポーツ」という特徴がある。相手の出方を見て「こう来たらこうしよう」とあれこれ考え相手チームを料理するのであり、「こう仕掛けたら相手はこう出てくるかもしれない」と考え自分のポジション取り、スピードなどを調整する。ゆえに全力を入れることと力を抜くことの妙を会得しなければサッカーは出来ないのである。しかし最終的には、ここというときにネジを巻きなおせる者、エンジンをかけ直せる者、そういうパワーを持ち合わせた選手であることがチャンピオンシップサッカー、競技力の高いサッカーをするには絶対必要条件であり、そうでないと格上の相手、頂点へ上るとき、劣勢を跳ね返すといった場面ではことごとく負けこむであろう。6~7割の力を出しただけで勝てる試合ならおそらく相手との力関係は最初から勝っていたという状況であるというだけである。今これをお読みの皆さんも格上の相手に一泡吹かせようとしたらそれなりの気構え、準備、作戦を練るであろう。要はそれが大事ということである。それをつまり日頃からしていると結果が出るということである。

今回はここまで。次回は(2)から書きたいと思います。

追伸

昨日、テニスをしている長女を迎えに行って帰ってきたら玄関の壁にゲンジホタルがとまっていた。一瞬「何や、変な虫や。」とおもいびっくりしたが子供が「お父さん、ホタルや!」って。「風流なもんやなあ」と思いじっくりと観察し、その後、近くにある川にホタルを逃がしに長女と出かけた。実は歩いて5分ほどのところに天然のホタルが毎年いっぱい飛び交う小川がある。「そこから飛んできたんやろうけど何でうちの家やったんやろな?」と長女とあれこれ話し、「なんかいいことあるんちゃう?親切なホタルやなあ、でもはよ皆の所へ逃がしたろ。」という長女。それを聞いた弟は「飼いたい~」すると「ホタルって寿命が短いねんで、かわいそうやん。」と長女。こんなやり取りを聞いた次の日の今日、朝刊に大きくゲンジホタルの話が・・・。

子供達のこんなたわいも無い会話にほのぼのとしていい気分になったオフであった。
この子供達の会話の中に「おとうさん・・・」という言葉が頻繁に出てきた。そう、私は子供を持つ親なのだと。しっかりせにゃ・・・と気を奮い立たせるのでした。なんでもないようなことがふと幸せに感じたり我が振りなおさせたりと、感受性があるということは大切なことだと思う。我が子にも自然を感じる心、人を感じる心が育まれていけばなあ・・・と考える一コマであった。いったいどうなんだろうか?我が子達は・・・。ホタルが運んできた“いいこと”というのはこの振り返る時間をくれたことだったのかもしれない。

サッカーとハート :プロとアマの違いは何?2003-05-29

いやあ、いつも書き上げたあと、「来月は早く書こう」と思っているんですよ。。。
少し油断すると1ヶ月に一度、いや1ヶ月半に一度のペースになっていますね。
今回はこれです。少し我が事を書かせていただきます。

自動昇格

4月6日に開幕した関西学生サッカー春季リーグ3部Cブロックも5月11日に全日程が終了し、我が姫路獨協大学サッカー部は7勝1分、得点28、失点4という成績で優勝することが出来た。その後、AからDまでの各ブロック優勝チーム4チームにて順位戦も行われ、200年度秋季リーグ2部リーグ在籍の大阪経済法科大学を3-2、摂南大学を1-0で連破し、3部総合優勝を勝ち取り、2部自動昇格を決めた。同時に、夏の総理大臣杯予選を兼ねた関西学生サッカー選手権大会にも出場する権利を得ることも出来た。

今回から数回、私の1年2ヶ月の姫路獨協大学サッカー部における指導のお話しをしたいと思う。

赴任当初

2003年度関西学生サッカー春季リーグ戦が4月6日(日)から一斉に開幕し、5月11日(日)を持って我が大学が所属する3部Cブロックは終了した。私は昨年4月(2002年度)から姫路獨協大学サッカー部を指導することになったのだが、当時の2002年度春季リーグは開幕前の1月頃から新3回生を中心にトレーニングを重ねてきた学生達の希望もあり、4月から赴任してきた私は何も言わずただ毎日毎日練習、試合を見学していた。その春季リーグは学生達もよく頑張り、ブロック4位という成績を収めた。ただ、2部昇格への挑戦は出来ない状況であった。

リーグを終えた学生達は私のところへ来てくれ、「練習を見て欲しい」というようなことをいってきた。そのために大学に赴任したのだから私として指導することはやぶさかではない。さて何から始めようかと思って見ると・・・そう、こうなると、2ヶ月黙って練習、試合を見てきた事が功を奏す。各選手達の特徴、ウィークポイントがよく分析できた。
そして始めて指揮をとったのが6月の天皇杯兵庫県予選であった。初陣は先輩、甲南大学であり選手達はよくやったのだが0-6で破れた。しかし、これを機に私はチーム強化のビジョンを示し、チーム内における規律、練習の目的、行い方、考え方などを明示し、選手が納得した上でトレーニングをしていけるよう環境整備、状況整理を行った。

まだ・・・? 一度だけ・・・?

その後前期試験を挟んだものの練習は月曜日以外毎日行った。しかし当時のサッカー部員は10時の練習といえば10時過ぎに集まり、11時といえば11時過ぎに集まる。時間前に来たとしても1分前に歩いてやってくる。申し訳なさそうな振りも無い。早く来るように言っても直らない。言って直るくらいならとっくに実行している。そんなチームだった。土日に学校が無いときなどは10時から練習を行うと固定した。規則正しい生活リズムを作らせるためである。私は8時には必ず学校に行き少し仕事をし、9時前にはグラウンドに行き、考えたメニューに通りにコーン等、用具を設置した。9時半にはグラウンドに練習の格好で待っている、そんなリズムを通した。百聞は一見にしかず、選手達は次第に早く来るようになった。私は何も腹を立てることなく、ガミガミ言うことも無くただ早く来て用意をするだけだった。

ただ、一度だけ選手をこっぴどく怒った事がある。ある土曜日、10時から練習のあった日である。練習開始4~5分前に慌ててグラウンドに現れたある選手が「時間が無い」といってパンをグラウンドのベンチで食べだした。その時点で時計は10時を回っていた。“良い準備は良い結果を生む”という言葉をスローガンにしていた私はこの準備不足をしかった。そして何よりも皆が準備をして今まさに練習を始めようとしているグラウンド上の空気が読めないことに怒りを覚えた。というよりも情けなく思った。

「周りに敏感になれ、周りに敏感になれないものは上達しない」という確信に近いものを持っている私にとってそれは逆行する行為であり、理屈をあれこれ語るより私の喜怒哀楽を見せ付けることもたまには大切だと思いかなり激しく怒った。まあ、それ以来、当然のごとくそういったことは起こらないがなんとも情けない一幕だった。その子が今、警察の公務員試験に一次合格したと言ってきた。次の2次試験も頑張れ!!今回はここまで。

次回は私の考え方と指導内容について書きたいと思います。

まとちかサッカー日記 :Lリーグ2003-05-25

2003年5月25日(日)曇り

みなさんこんにちは!突然ですが、Lリーグをご存知ですか?この日記を読んでくださってる方はサッカー好きの方が多いので知っていると思いますが、Lリーグとは、日本女子サッカーリーグ(Japan Woman’s Football League)の略で、Jリーグの女性版ですね。Jリーグとは違ってプロ化はされておらず、アマチュアなんですが、全国で13チームあり、前期は東と西に分かれてリーグを行い、後期は上位と下位でリーグを行います。サッカー少女は1度はあこがれるLリーグ、私ももっと上手かったら道が変わっていたかもしれません(笑)

神戸には、「田崎ペルーレ」という田崎真珠のチームがあります。今年1月には強敵「読売ベレーザ」をたおして優勝しました。(忘れもしない1月のヴィッセルのドリームマッチの日、ドリームマッチ終了後、ユニバーの会場に優勝のアナウンスがあり、友達と大騒ぎしました)

田崎ペルーレは地元のチームというだけでなく、元チームメイトが現役で頑張っているので応援しています。去年までは田崎1本で応援していたのですが、今年は岡山のチーム「湯郷ベル」というチームがLリーグに昇格しました。このチームには姉妹のように仲が良く、小学校の時、私がサッカーをするきっかけを作ってくれた幼なじみが所属しています。彼女は怪我が多いのですが、あきらめず、ここまできて、今年ようやく念願のLリーガーになりました。だから湯郷にも頑張って欲しく、応援するチームが2チームもあるし、今年はLリーグもいっぱい見に行こうと思ってるのですが、田崎のホームゲームも淡路や加古川でやることが多く、なかなか行けてません。

今日も田崎ー湯郷の試合が淡路の五色であったんで見に行こうと思っていたのですが、私の担当しているチームのリーグ戦が入っていけませんでした。この試合は田崎が勝ったのですが、試合後、高知のサッカー少女にサイン攻めで囲まれてたそうです(笑)

私がLリーガーとしてピッチに立つことはもうないですが、1級審判になって、田崎ー湯郷の試合のレフリーができたら、おもしろいな~と思ったりしています。まーまちがいなく試合後は2人から袋たたきにされそうですが・・・笑

てなわけで代表選手もたくさんいて頑張っている地元、田崎ペルーレ、Lリーグも1度見に行って応援してください。

まとちかサッカー日記 :祝 優勝!2003-04-27

2003年 4月27日(日) 快晴

皆さんこんにちは!お久しぶりです。えっっ?さぼりすぎって!?ごめんなさい。

4月はサッカースクールの新チームが始まったり、ヴィッセルのホームゲームが多かったり、友達の結婚式があったり、本業の方も頑張っていたりと、とても忙しかったのです。えっ?私の本業ですか?タレントですよ(自称と言われてますが・・笑) またがんがん書いていきたいので読んでください。

皆さんはゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?私はもちろんサッカー三昧でした。最近フットサル場も増え、(フットサルは少ない人数でできるので)気軽にサッカーを楽しみやすくなり、私の周りもフットサルをしている人が増えました。

私は友達とチームを作ったりはしてなくて、ちょくちょく声を掛けていただき、いろんなところでフットサルを楽しむ機会が増えてきました。4月27日(日)にウィングスタジアムにできたフットサル場のオープニング記念の大会があり、知りあいに「出ない?」と声を掛けていただいたので、ミックスの部で出場しました。

ミックスの部とは、男女混合のチームで、女性が常に2人出るというのがルールです。2ブロック、3チームづつに分かれて予選リーグを行い、その1、2、3位で決勝トーナメントを行います。

この日私を入れて3人の女性が集まり、この2人の方もサッカー経験ばりばりで大活躍!男性陣の活躍もあり、予選はらくらく1位に!そして決勝戦、さすがにもう一つのブロックを勝ちぬいてきただけあって、かなり手ごわい・・・接戦の末、我がチームの勝利で優勝しちゃいました!!やっぱり優勝って気持ちがいいですね。

チームの人たちとは初めてお会いした方々だったのですが、みなさんとてもいい方で楽しくできました。ウィングのフットサル場の周りは芝生公園があるので、試合の合間も、みんなでボールを蹴ったりできたし、天気もよく気持ち良かったし、優勝までできて、いいゴールデンウィークのスタートになりました。

でもなんといっても、最近いろんなところで呼んでいただいて、いろんな方とまた仲良くなって、和が広がるのがとてもうれしいです。

この日来ていた女性のうち1人は審判1級の方で、別の所で呼んでいただいたときも、審判2級で今年の1級テストを受ける候補の方(2人とも県は違いますが)に出会いました。お2人とも私のことを知ってくださっていて、とてもうれしかったし、審判の先輩としてお話も聞けたりして、いい刺激になりました。私も2級候補としてがんばり、怪我をしないようにほどほどにフットサルも楽しんでいきたいと思います。

さあ夏は目の前!私の季節です(笑)エンジン全開でいきます!皆さんも体調に気を付けてがんばってください。

サッカーとハート :許せるミス2003-04-25

久しぶりに教え子に逢った。就職が決まり研修期間が終ったようだ。来週の月曜日(28日)に東京に配属になるそうだ。この不景気な時代にNestleに就職でき、逢った日は会社の研修最終日だったようで少し疲れているようだった。しかし疲れている中にも気持ちの面で充実したものがあるのだろう、顔には自信と希望に満ちたエネルギーが沸いて出ていた。

今、私の周りにも大学生がたくさんいるが彼らが今後社会に巣立っていくことを思うと私自身の責任、我々大人の責任は大きなものだと思い知らされる。そして反面、それぞれの結果が私たち自身の成果、喜び、次へのエネルギーとして跳ね返ってくる。なぜ人間はこの精神的な部分のつながり、関わり、跳ね返りのためだけに力を注げるのだろう。よく考えたら何か形に残る品物が手に入るわけでもないのに・・・。

そう、そこだと思う。人は情で繋がるのだ。義理、人情、誠意、思いやり  つまり・・・“情”・・・。教育なんて大きなことは言えないが私は実は今こんなことを考える。大学の先生というのは専攻する学問、テーマをそれぞれ持って学生にレクチャーしている。私の場合は「サッカーのゲーム中に見られる事象の有効な改善方法」つまり指導法とサッカーの本当のルーツを探ってみようなどと考えているが、実は「スポーツの場面における“情”の有効性」・・・(ちょっと難しく考えすぎだな)・・・、つまりスポーツを通して義理、人情、誠意というものを学んでいく事の大切さを実地訓練させたいと思っている。

サッカーの監督をしていていつも選手に言うのだが、「君達が最善の努力をしたかどうかを何によって私は理解、判断することが出来ると思う?」と。「私はあなた達の頭の中にミクロになってもぐっていける訳がない。心の中に入っていき心の中を見られるわけでもない。ではどうやって私は君達を判断するのか。それは君達のプレーぶりでありピッチ内外で見せる誠意だ。」と。

お分かりいただけるだろうか。選手を信用していないわけではないがたくさんの言葉を並べられるよりプレーを見たい。本当にパスが欲しい、今もらったらチャンスなのに・・・というときは真剣にパスをもらうための動作をするだろう。失いたくないときは真剣に周りを見るだろう。(その真剣さを見極めしっかり理由をつけて評価をしてあげるのが良い指導者であり監督であると私は思っているのだが・・・。)だから指導者はそのときその時の事象を的確に捉え、その原因を探ると同時に、何人の選手がそのプレーに関わりどう関与してどうミスが起こったかをその選手の心境を加味しながら分析できなければならない。故に、時には激怒したり、時にはミスを許したり・・・。許せるミスというものを作ってあげなければならない。しかし、それは何度も言うが当事者の熱意、やる気、ファイト、考え、人情、誠意がそうさせるのである。

よく指導者は「最後は精神力だ」とか「根性だ」とか言う。決して間違えではないが、もしそれを選手に望むなら、それは常日頃から自分の心を表すトレーニングや、精神力を引っ張り出したり、根性をいざというときに引っ張り出すトレーニングをしていなければならない。アー言えばコー言う子供を見ると「生意気だ」とけむたがり非難する。大人(指導者)は自分のモノサシ、秤の中に入れ測定をはじめ、測定しきれないとその子を批判する。実はアー言うてコー言う子供は自分を表現しているわけである。少し方法が間違っているだけなのかもしれないが・・・。それなら自己表現の方法を教えてやればいいだけなのだ。でなければ自己表現、自己アピールがいつまで経っても下手なままである。誠意、やる気、熱意を伝えられる選手を作るには大人が子供達に思いを伝えることが出来る環境を作ってやることが必要なのである。

しかし、これとてある年齢になった選手(子供)こそできることだろうし、何よりそういったことを指導、誘導、コントロール、導いてやれる“分別のつく常識のある大人”がいてこそなのだが・・・。

 皆さんはどう思われますか?

まとちかサッカー日記 :審判研修会2003-04-06

2003年4月6日(土)晴れ

 今日はサッカー三昧でかなりハードな1日になりました。Jリーグ、ヴィッセル神戸のホーム開幕戦で、少年リーグの開会式が行われるということで私は指導しているサッカースクールの子どもたちを連れてウィングスタジアムへ行きました。ウィングスタジアムに着いてからは、ヴィッセルのお手伝いの方でもバタバタ・・・!普段はそんなに手伝うこともなくゆっくりしてるのですが、開幕だけにイベントも多く、慣れないウィングスタジアムを走り回っていました。

 試合が始まって時間ができたときに、バックスタンドで観戦している子どもたちのところに行ったりしてたのですが、バックスタンドまでが遠い!!ユニバーは全部つながっているのでメイン側からそのままいけるのですが、ウィングの場合は外に出てまわらないといけなく、そんな面は案外スタッフ泣かせかも・・・笑  近道のルートも分からず素直にまわってたのでかなり走り回って試合もゆっくり見れませんでした。今年は自分が担当しているチームも、より気合を入れようと子どもたちに「サッカーノート」を作ることにしました。

 今日の試合で自分のやっているポジション、やってみたいポジションの選手の、いいところを見つけるのが課題。果たしてちゃんと見ているのやら・・・。ヴィッセルの試合の方はサンガ相手になかなかペースがつかめず負けてしまいました。連勝していただけにホーム開幕を白星で飾れなかったのがちょっぴり残念・・。

 さあ次はサッカー協会で開かれている、2級審判研修会へ移動。3級の私が何で??と思われるかもしれませんが、2級候補ということで参加させていただきました。代表の方の審判報告などや、「自身で審判を高めていくために・・」やっていることなどを聞いて、ただただ感心するばかり・・・。私なんて審判手帳に結果を書いたり、インストラクターからの指摘を注意するぐらいしかしてないのに・・。

 その後ビデオを見て「この判定について」の意見交換の時など、皆さん「こういう判定でこうした方が」などの意見がポンポン飛ぶ中、私はというと、心のなかで「わたしなら・・」という意見を持っていながら、私と違う意見が出て「私の判定は間違っているのかな・・」と考え直したりしてました。でもビデオを見てこそ分かる微妙な判定を、一瞬で行わなければならない判断力の難しさに2級への道は遠い・・・と実感した研修会でした。というわけで、長いサッカー日は終わりました。Jリーグも少年リーグも開幕!今年も気合入れてがんばりま~す!

PS  今日、ウィングスタジアムを見てて思わず「こんなところでやりたいな~」とつぶやいてしまった私。大きいスタジアムはただ1度だけ、広島に遠征に行った時、サンフレッチェ対レッズ の前座試合をやったことが。電光掲示板にも名前が出たし、早くから来ているサポーターが応援してくれたりして気持ち良かったな~と思いだしたりしました。

まとちかサッカー日記 :祝 初勝利2003-03-15

2003年3月15日(土) 雨のち曇り

 今日はヤマザキナビスコ予選リーグ、ヴィッセル神戸2戦目、ジュビロ磐田との試合でした。ホームでの今年の初戦だし、前回の東京ヴェルディとの試合での勝利、そして王者磐田との試合だけあって、今日はいっぱいかな?と思ってたのですが、雨と寒さが邪魔をして思ってたより観客が少なかったです。
 今まで試合前にモーヴィーとピッチに出て盛り上げてた私が、スタンドからモーヴィーや新しくできたヴィッセルエンジェルスを見て、なんかくすぐったい気分になりました。

 試合が始まり、さすが磐田だな~という危ない場面もありましたが、イージーミスが多かったり、ヴィッセルの方も積極的でサイドからの攻撃が面白かったりして、「この試合わからないな~」という感じで前半が終わりました。
 後半が始まり、土屋選手の決死のセーブディフェンスで負傷退場もありましたが、オゼアスの得点でヴィッセル先制!!やったー!と思っているとジュビロのゴール。
  さすがに簡単には勝たしてもらえないな~とおもってたら、その後、藪田選手に代わって入った岡野選手がドリブルでディフェンスを振りきって踏み込みセンターリング!そこにアリソン選手のオーバーヘッド!!バイシクルとも言える目が覚めるシュートで2点目が決まりました。
 そこから、サイドからを中心にどんどんヴィッセルのチャンスが・・・。オゼアスが2点追加してハットトリック!ロスタイムに失点しましたが、ジュビロになんと4-2で勝利を飾りました。
 これはただの勝利じゃあありません。今までジュビロとは10敗2分けだったのに1勝が付く初勝利です。点を決めたオゼアス、アリソン選手だけでなく、岡野選手のドリブルと去年の最終戦や今日の試合で見せてくれたねばりの切り込みはほんとに大きいし、ジュビロの2TOPを抑え込んだヴィッセルのDF、積極的につなぎクロスをあげて攻撃した中盤など全てがおもしろかったです。そしてジュビロに勝利!うれしくて笑いがとまりませんでした。

 今日でヤマザキナビスコカップは少しあいて、来週からはとうとうリーグ開幕!AWAYでセレッソ大阪との対戦ですね。ウィング開幕は4月6日の京都パープルサンガ戦。皆さんでウィングスタジアムにヴィッセルの応援に行きましょう!

サッカーとハート :振り返る時間は大切2003-03-10

1月15日以来のコラム。この年度替わりというのは何かと気ぜわしいというか落ち着かないものだ。慣れない職場・・・、各種決算期・・・ まあ忙しいということはありがたいことで、お仕事頂くありがたみを感じながら一つ一つ仕事をこなしていたここ1ヶ月ちょっと。

思い起こせばちょうど1年前、ヴィッセルをやめて大学へ勤務するまでの3ヶ月は何もすることなく、またする気にもならずただ家で暇してたなあ・・・。

新人研修?

大学に自然活動実習という授業がある。これは単に屋外で身体を動かすというだけでなく、日常の人工的な環境を離れ、変化に富んだ自然環境の中で、人間も自然の一員として、自然との接触を楽しみながら自然を理解し、自然を愛し、自然を大切にする活動を体感する授業であり、夏のマリンスポーツ実習と冬のスノースポーツ実習と二通りの授業を開講している。

2月の下旬にこのスノースポーツ実習として戸隠高原に行きアルペンスキー、スノーキャンプ、歩くスキーというものを体験した。私が学生の頃にも大学のカリキュラムにスキー実習があり、菅平高原に行きアルペンスキー(ゲレンデで滑るスキー)のほか、クロスカントリースキーの裏にアザラシの皮を装着し、標高1200~1300M位の山に登り、登りきった頂上でその皮をはずし、一気に頂上からクロスカントリースキーを使って滑り降りてくるようなプログラムを体験したことはあったが、何せ10数年ぶりに本格的にスキーをすることになったため、今回私は研修生として学生と同じメニューを“学ぶ”というスタンスで参加した。私にとって教え方を教わるといった感じであった。

歩くスキー

今回、ゲレンデではボーゲン、シュテムターン、パラレルターンなど専門用語に加え、技術を習得すること、また実際デモンストレーションが出来るレベルにまで上げることが狙いであったが、それが出来れば資格が取れそうだというくらい練習をしたつもりだがなかなかどうして・・・手ごわい。

ある日はスノーキャンプというプログラムの中で歩きながら自然を観察する歩くスキーというものも体験した。これはクロスカントリースキーを履いて道なき道を歩いていくものである。本来はるか上に見える神社の鳥居が積雪(積雪2M位)のおかげで目の前に見えたり不思議な体験が出来るのである。学生を5人ほど連れて先輩先生と一緒に歩くのだがアルペンスキーと違いスキー板が細く、かかとが固定されておらず浮き上がるようになっているため結構歩きにくいものである。バランスをとるのが難しい。

クロカンスキーを履いて道なき道を、しかも誰の足跡も着いていない新しい雪の上を歩いていくと本当に不思議な気持ちになる。簡単に言えば新鮮な気持ちなだけであるのだが・・・不思議である。啄木鳥(キツツキ)の木をつついた後が見え、熊が餌を冬眠前に食べた後、気によじ登った爪のあと・・・  俗世界にいる私になどには無縁のものが目の前に次々と現れてくる。

狐の足跡、狸の足跡、ウサギ、リス、イタチと・・・朝一番で歩いてみると夜の間に動き回った動物の足跡もいっぱい残っている。何もかもが新鮮であった。この足跡というのは動物によって形状がすべて違い上級者にとって見れば種別、大きさなど簡単に見分けられるという。アニマルトラッキングという研究をされている先生がいる。動物によっては前足の跡の上に必ず後ろ足を重ね合わせて歩く動物とバラバラに歩く動物とがいる。イタチやオコジョは重ねて歩くタイプである。また、足跡が4つずつつくタイプ、3つずつ付くタイプ、2つずつつくタイプがあるのも興味深い。

途中、啄木鳥の木をつつく場面と音に遭遇した。その音はとても大きく森に響き渡るくらい大きい。そしてその姿を見ることはとてもまれで貴重なことだという。このドラミング(つつく音)の音がものすごくきれいなのには驚いた。アカゲラというのが正式名称で上見下ろうが下向きだろうがポジションを決めて木をつつくのである。餌をとっているらしい。

中道

戸隠というところは信仰神が山であり山岳修行が盛んに行われてきたところである。確かに南側から見た戸隠連峰は断崖となっており、山全体が覆いかぶさってきそうな迫力のある山である。威圧感がありながらも厳かな雰囲気を感じさせる山である。神としてあがめられるのもわかるような気がする。その戸隠において荒行を行い、何年も山にこもり修行をしていくと、あるとき目の前が開け悟りを開けるという。そうなると高僧として全国に赴き教えを広め、庶民の苦を取り除いていくのである。ただ、その荒行に耐えられるものは少ないという。

余談になるが仏教というのは釈迦が35歳のときにインドのブッダガヤという土地で悟りを開き仏陀になったものであり、その教えは中道の教えである。ブッダ(Buddha)とはサンスクリット語で「目覚めた人」という意味でそのブッダの教えだから仏教という。仏教は中道の教えであるということはどういうことか?というのは人類の宗教の歴史の中で釈迦以前には宗教の修行と言えば苦行しかなかったのである。釈迦は苦行は心理にいたる大道ではない事に気づき快楽におぼれることもないが苦行をすることもないゆったりとした歩みのなかで苦しみから人々を救ってやろうと考えたのである。

荒行、苦行の戸隠でゆったりとした気持ちになり自然を見つめる・・・なんか皮肉な感じがする一幕であった。

精神あってこそ

最終日にはこんなプログラムもあった。昼から穴を掘り、一晩その雪穴で過ごすというものである。自分で自分が寝る穴を掘り、シュラフ(寝袋)に身をまとい20:30スタートで翌朝朝食まで寝るのである。穴をどうやって掘ったらよいのか、どのくらい掘ったらよいのか各自色々考えて見るのである。私も一晩寝た。私は縦に自分の背丈くらい掘り足元から今度は横に掘り自分がすっぽり入るくらい彫ったのである。寝返りを打てるくらい、膝が曲がるくらいの穴を掘り準備OK。夕食を食べ準備を整えいざ就寝。これがまた結構暖かいものである。しかし、閉所恐怖症の人は耐えられないだろうし穴が潰れたらどうなるだろうと考えると不安は尽きない。しかしそれを振り払って寝るということが人を鍛えるにはよいのだろうし一人自然の中で過ごすということが色々考えさせるのである。早く寝つけたと思いながらもシーンとした屋外に1人ぽつんと寝て、あれこれ考えて結構時間が立ったのだろう。ラジオもテレビも携帯も明かりもないのである。さて学生達は何を考えたのだろうか?

私は人生振り返った。いや、振り返っていた自分があったのである。小さい頃、学生の頃、神戸FCの頃、ヴィッセルの頃いろいろと。結局、自分のしたいこと、自分に向いていることを考えていたのである。悟りなどと大それた事は言わないが、自分自身がしてきたことの良いこと、良くないことを考えなぜあの時こうなったのか整理がついたようにすっきりした気持ちになった。いや。本当に先達が修行をして悟りを開こう、煩悩を払おうと思う気持ちもわからなくないような気がした。今でもスポーツ選手が座禅を組んだり滝に打たれたりするが、それはそれで大切なことのように感じてきた。理論も大切だが精神も大切だということが体感できた。

幹部候補生

プロを育てる、優秀なサッカー選手を育てる、人材を育てる、人を育てる、どれも大切なことだし、必要なことだし、誰かがしなくてはならない。しかし自然に育つこともある。あまり堅苦しく考えずに自分の出来ることを一生懸命やるだけかなと思う。背中を見て育つという言葉もあるし・・・。ネガティブでなくポジティブである。苦行でなく中道である。自分では出来ないことはコンビネーションでカバーをしたい。

今、私が理事長をしている県クラブユースサッカー連盟では次期連盟を支える幹部候補生を育成するために20歳代のプロパーコーチを集め色々な経験させることを始めた。組織運営、事業の進め方、対外交渉の仕方、人脈の広げ方など。一般企業においては社員研修がありみっちり鍛えられるだろうが、どうもサッカーコーチというのはいきなり選手や保護者の前に出て一国一城の主になるがために世間知らずが多い。(私もそうだが・・・)それを改め、組織を背負ってくれる立派なコーチになってもらいたいと思う。苦行でなく中道で・・・。

まとちかサッカー日記 :初めての緊張感2003-03-09

2003年3月9日(日)雪と晴れ

 今日の主審は、兵庫県女子サッカー選手権大会の準決勝、ユニバーサブでの試合でした。今まで私は、少年を中心に少女、ママさん、中学男子、そして大学男子の練習試合の審判をしてきましたが、女子のこの年代の主審は初めて。
  女子のクラブチームのほとんどは中学生以上で構成されていています。この県女子選手権は、兵庫県のクラブチーム、中学、高校のチームがトーナメントで戦う大会。私も神戸FCのレディースで現役でやってた時に何回も経験してる大会だし、女子のクラブチームは、関西リーグ、全国予選、県大会と1年である大きな大会の1つだということをよく知ってます。
  今まで自分が出てた大会の主審をするのは初めてで、今までにない複雑な感情がありました。今日の準決勝がどこのチームの試合か聞かずで会場に着くと、三木ドリームズとアイナックレオネッサがいました。三木ドリームズは私がサッカーをやってた時にいろんな大会でよく試合をしたチーム、そしてアイナックはかつて私がお世話になったコーチが作ったチームでメンバーの3分の1がよく知るメンバーでした。
  私のことを知っているメンバーは今日の試合の主審が私だと知ってどう思ったのでしょう?そんなことや、この大会がトーナメントで負けれない大事な試合と分かっているだけに、私もあえて彼女たちに声を掛けませんでした。

 会場は粉雪が吹雪いている超激さむなのに、そんなことも気にしてられない変な緊張感で私は黙々とアップを始めました。準決勝からは、35分ハーフで引き分けなら10分ハーフの延長Vゴール、それでも決まらなければPK戦になります。いざ、試合が始まってみると今までの思いはすぐにどこかに行ってしまい、自分もプレーしているようなたのしい気持ちになってきました。
  試合は、ほとんどアイナックのペースでしたが、結局点が決まらず延長戦へ・・・。延長戦でもアイナックペースは変わらずでしたが、なかなか点が決まらず、「これはPK戦のフルコースかな」と思った延長後半ロスタイム、アイナックのファールでFKを得た三木ドリームズが、直接決めてゴール!直接狙うには少し遠い距離だったのですが、風向きも味方したのかゴールの隅に決まりました。泣きながら倒れこむ元チームメイトもいました。ほとんどアイナックペースだったのに、点が決まらず最後にFKで入れられるなんてくやしくて仕方ないだろうな、と実力だけでは分からないおもしろさを感じながら終えました。

 今日の主審をしての自己反省点は、レベルや試合の雰囲気が分かるだけにとれたファール、とれなかったファールがあったこと、風で副審のフラッグの音に気づくのが一歩おくれたことです。チェックしていただいた方からは、もう少しプレーのそばで判定することと、どちらのボールであるか(FKの時など)早く指しなさいとのことでした。逆に良かった点では、笛の音の大きさとアフターファールを見れているということでした。笛の音はよく誉められるのですが、私ってそんなに大きな音で吹いてるのでしょうか・・・笑

まとちかサッカー日記 :捨てられないもの2003-02-23

2003年2月23日(日)曇り

 今日は、我がチームが2回戦でPK負けしてしまった「あじさい杯」の決勝戦があり、いぶきの森に行って来ました。自分のチームが負けたのに何しにいった?と思われるかもしれません。それは、もちろん審判しに行ったんですよ!「私のチームが残ってたら・・・」と少々思いながら行ってきました。
 3~6年生までの各決勝戦があり、5年生の決勝戦はKSSのもう一つのチームが試合をするので、そこの審判は外されて、4年生の主審と6年生の副審をやりました。
 天気予報では今日は雨。芝生はすべるし、雨はやだな~と思ってたのですが、前日に降りきってくれたのか、上がってホッ。私が前回主審をやったのが、大学生の試合。今回の4年生の試合が始まって、しょっぱなはリズムに「あれっ!?」という感じだったんですが、後は無事終わりました。久々に4年生の試合を見て、「やるな~」と感心するところもあったり、ほほえましくなるところもあったり・・と楽しかったのですが、この試合の主審をして一言!「紐はしっかり結びましょう!レガースがとれないようにソックスはしっかりあげましょう!」

 さて・・話は変わるのですが、私ははっきりいって、物を捨てれない性格なんです。だから私の部屋は物が多い!友達にも遊びに来るたびに注意をされるので、最近は多少捨てれるようになり、片付けたりしてるのですが、それでも捨てられないものがあります。
 その中の一つがサッカー雑誌。中学時代(Jリーグが始まる前)からのマガジン、ダイジェスト、ストライカーなどがあります。昔は月1回の発売だったのが、月2回、1週間に1回と増刊していき、毎回は買わなくなりましたが、興味のある記事が載ってる時は買ってるので、結構な量になります。
 普段は、棚の上に眠っているのですが、たま~にふらふらっと見るときがあります。特に最近はサッカー全般に見ることも好きになり、興味を持って、ヴィッセル以外のチームも見るので、今活躍している選手の過去の記事(インタビューなど)を見るとおもしろいです。高校サッカーで注目された選手、大学サッカーで注目された選手、それからヴィッセルの選手が他のチームでプレーしてたころの記事を見つけてあらためて読んだりすると結構おもしろいです。
 Jリーグのチームもずいぶん変わったし、ヴィッセルというチームができて、JFLでがんばってたころの記事もあります。ほんとうにJリーグが始まって10年が経ったんだーというのと、まだ10年しか経ってないのかーという気持ちになります。今年でJリーグ11年目突入!日本のサッカーもずいぶん変わりました。もうすぐ開幕だし、今年こそヴィッセルがんばれー!という感じで、やっぱりしばらくこの雑誌たちは捨てられそうにないです・・・汗