今も審判を続ける理由2003-06-22

2003年6月22日(日)  雨のち曇り

 ここ2、3年梅雨でもあまり雨が降らず、「今年の夏は絶対水不足になるよ!」なんて、らしくもない心配をしていた私なのですが、今年の雨の多さにはうんざりしている今日この頃です。

 22日の日曜日も天気予報では曇りといっていたのに、朝から雨が・・・。もともとは、午後から啓明で行われる高校女子選手権予選の3決と決勝があり、その3決の割り当てだったのですが、午前中に王子競技場で関西女子リーグの、神戸FC対高槻の試合があって、その第4審が足りないということで、頼られるとうれしい私は行くことに・・・でもそうすると、午後からの3決の試合に間に合わなくなるので、決勝の試合に変更してもらいました。が、割り当てを見てみると、決勝の主審に!ちょっとびっくりしてしまいました。クラブチームでやっていた私は、高校の大会に出ることはなかったのですが、後輩が啓明や日ノ本に行って出場してたことがあったので、よく見に行ってた大会でした。大会の大きさが分かるだけに決勝の主審はちょっとプレッシャーに・・・そんな感じでまず、午前中に関西女子リーグの第4審をしながら、神戸FCの後輩の成長と、次にやる主審の為にこの試合の主審をされてた2級の方の動きを見ていました。試合が終わり、啓明Gに移動・・着いた時にちょうど3決の試合が始まったところでした。

 ここでも主審の方の動きや高校女子のレベルをチェックするように試合を見ていました。そしていよいよ決勝戦、啓明ー日ノ本の試合がきました。両校とも、全国の出場は決まっていましたが、1位2位で入るブロック(対戦相手)が変わるため、ぴりぴり・・・私は平常心で、いい試合にするため、最初のファールはびしっと決めようと心がけていました。試合開始すぐにファールがあり、びしっととれたのですが、3決の試合とはまるで違う体の使い方、動きに、戸惑ってしまい、ファールの基準がバラバラになりがちでした。とにかくプレーの近くで見ようと走りまくりました。試合の結果は0-1で日ノ本の勝利。終わってから、審判のインストラクターの方に久々にこっぴどく指導を受けました。

  自分でもよくわかった「こうすれば良かった」ということと、どうすればいいか分からないことで自己嫌悪になっているとこに「がんばってよく走れてた」などの良いところをいわれても、「頑張る」のは当たり前!私には何のなぐさめにもなりませんでした。少し荒れた試合になってしまった反省点は多々・・・。久々に少しへこみました。

 私が今も審判をしているのは、サッカーをしている人にいい試合をしてもらうため、サッカーを楽しむ人が増えてほしいという思いから・・・なのに今日の私の主審ではほど遠かったです。唯一救いになったのは、日ノ本のキーパーだけが、「ありがとうございました」と笑顔で声をかけてくれたこと。早く試合をした全員にそう思われる審判になりたいです。

Lリーグ2003-05-25

2003年5月25日(日)曇り

みなさんこんにちは!突然ですが、Lリーグをご存知ですか?この日記を読んでくださってる方はサッカー好きの方が多いので知っていると思いますが、Lリーグとは、日本女子サッカーリーグ(Japan Woman’s Football League)の略で、Jリーグの女性版ですね。Jリーグとは違ってプロ化はされておらず、アマチュアなんですが、全国で13チームあり、前期は東と西に分かれてリーグを行い、後期は上位と下位でリーグを行います。サッカー少女は1度はあこがれるLリーグ、私ももっと上手かったら道が変わっていたかもしれません(笑)

神戸には、「田崎ペルーレ」という田崎真珠のチームがあります。今年1月には強敵「読売ベレーザ」をたおして優勝しました。(忘れもしない1月のヴィッセルのドリームマッチの日、ドリームマッチ終了後、ユニバーの会場に優勝のアナウンスがあり、友達と大騒ぎしました)

田崎ペルーレは地元のチームというだけでなく、元チームメイトが現役で頑張っているので応援しています。去年までは田崎1本で応援していたのですが、今年は岡山のチーム「湯郷ベル」というチームがLリーグに昇格しました。このチームには姉妹のように仲が良く、小学校の時、私がサッカーをするきっかけを作ってくれた幼なじみが所属しています。彼女は怪我が多いのですが、あきらめず、ここまできて、今年ようやく念願のLリーガーになりました。だから湯郷にも頑張って欲しく、応援するチームが2チームもあるし、今年はLリーグもいっぱい見に行こうと思ってるのですが、田崎のホームゲームも淡路や加古川でやることが多く、なかなか行けてません。

今日も田崎ー湯郷の試合が淡路の五色であったんで見に行こうと思っていたのですが、私の担当しているチームのリーグ戦が入っていけませんでした。この試合は田崎が勝ったのですが、試合後、高知のサッカー少女にサイン攻めで囲まれてたそうです(笑)

私がLリーガーとしてピッチに立つことはもうないですが、1級審判になって、田崎ー湯郷の試合のレフリーができたら、おもしろいな~と思ったりしています。まーまちがいなく試合後は2人から袋たたきにされそうですが・・・笑

てなわけで代表選手もたくさんいて頑張っている地元、田崎ペルーレ、Lリーグも1度見に行って応援してください。

祝 優勝!2003-04-27

2003年 4月27日(日) 快晴

皆さんこんにちは!お久しぶりです。えっっ?さぼりすぎって!?ごめんなさい。

4月はサッカースクールの新チームが始まったり、ヴィッセルのホームゲームが多かったり、友達の結婚式があったり、本業の方も頑張っていたりと、とても忙しかったのです。えっ?私の本業ですか?タレントですよ(自称と言われてますが・・笑) またがんがん書いていきたいので読んでください。

皆さんはゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?私はもちろんサッカー三昧でした。最近フットサル場も増え、(フットサルは少ない人数でできるので)気軽にサッカーを楽しみやすくなり、私の周りもフットサルをしている人が増えました。

私は友達とチームを作ったりはしてなくて、ちょくちょく声を掛けていただき、いろんなところでフットサルを楽しむ機会が増えてきました。4月27日(日)にウィングスタジアムにできたフットサル場のオープニング記念の大会があり、知りあいに「出ない?」と声を掛けていただいたので、ミックスの部で出場しました。

ミックスの部とは、男女混合のチームで、女性が常に2人出るというのがルールです。2ブロック、3チームづつに分かれて予選リーグを行い、その1、2、3位で決勝トーナメントを行います。

この日私を入れて3人の女性が集まり、この2人の方もサッカー経験ばりばりで大活躍!男性陣の活躍もあり、予選はらくらく1位に!そして決勝戦、さすがにもう一つのブロックを勝ちぬいてきただけあって、かなり手ごわい・・・接戦の末、我がチームの勝利で優勝しちゃいました!!やっぱり優勝って気持ちがいいですね。

チームの人たちとは初めてお会いした方々だったのですが、みなさんとてもいい方で楽しくできました。ウィングのフットサル場の周りは芝生公園があるので、試合の合間も、みんなでボールを蹴ったりできたし、天気もよく気持ち良かったし、優勝までできて、いいゴールデンウィークのスタートになりました。

でもなんといっても、最近いろんなところで呼んでいただいて、いろんな方とまた仲良くなって、和が広がるのがとてもうれしいです。

この日来ていた女性のうち1人は審判1級の方で、別の所で呼んでいただいたときも、審判2級で今年の1級テストを受ける候補の方(2人とも県は違いますが)に出会いました。お2人とも私のことを知ってくださっていて、とてもうれしかったし、審判の先輩としてお話も聞けたりして、いい刺激になりました。私も2級候補としてがんばり、怪我をしないようにほどほどにフットサルも楽しんでいきたいと思います。

さあ夏は目の前!私の季節です(笑)エンジン全開でいきます!皆さんも体調に気を付けてがんばってください。

審判研修会2003-04-06

2003年4月6日(土)晴れ

 今日はサッカー三昧でかなりハードな1日になりました。Jリーグ、ヴィッセル神戸のホーム開幕戦で、少年リーグの開会式が行われるということで私は指導しているサッカースクールの子どもたちを連れてウィングスタジアムへ行きました。ウィングスタジアムに着いてからは、ヴィッセルのお手伝いの方でもバタバタ・・・!普段はそんなに手伝うこともなくゆっくりしてるのですが、開幕だけにイベントも多く、慣れないウィングスタジアムを走り回っていました。

 試合が始まって時間ができたときに、バックスタンドで観戦している子どもたちのところに行ったりしてたのですが、バックスタンドまでが遠い!!ユニバーは全部つながっているのでメイン側からそのままいけるのですが、ウィングの場合は外に出てまわらないといけなく、そんな面は案外スタッフ泣かせかも・・・笑  近道のルートも分からず素直にまわってたのでかなり走り回って試合もゆっくり見れませんでした。今年は自分が担当しているチームも、より気合を入れようと子どもたちに「サッカーノート」を作ることにしました。

 今日の試合で自分のやっているポジション、やってみたいポジションの選手の、いいところを見つけるのが課題。果たしてちゃんと見ているのやら・・・。ヴィッセルの試合の方はサンガ相手になかなかペースがつかめず負けてしまいました。連勝していただけにホーム開幕を白星で飾れなかったのがちょっぴり残念・・。

 さあ次はサッカー協会で開かれている、2級審判研修会へ移動。3級の私が何で??と思われるかもしれませんが、2級候補ということで参加させていただきました。代表の方の審判報告などや、「自身で審判を高めていくために・・」やっていることなどを聞いて、ただただ感心するばかり・・・。私なんて審判手帳に結果を書いたり、インストラクターからの指摘を注意するぐらいしかしてないのに・・。

 その後ビデオを見て「この判定について」の意見交換の時など、皆さん「こういう判定でこうした方が」などの意見がポンポン飛ぶ中、私はというと、心のなかで「わたしなら・・」という意見を持っていながら、私と違う意見が出て「私の判定は間違っているのかな・・」と考え直したりしてました。でもビデオを見てこそ分かる微妙な判定を、一瞬で行わなければならない判断力の難しさに2級への道は遠い・・・と実感した研修会でした。というわけで、長いサッカー日は終わりました。Jリーグも少年リーグも開幕!今年も気合入れてがんばりま~す!

PS  今日、ウィングスタジアムを見てて思わず「こんなところでやりたいな~」とつぶやいてしまった私。大きいスタジアムはただ1度だけ、広島に遠征に行った時、サンフレッチェ対レッズ の前座試合をやったことが。電光掲示板にも名前が出たし、早くから来ているサポーターが応援してくれたりして気持ち良かったな~と思いだしたりしました。

祝 初勝利2003-03-15

2003年3月15日(土) 雨のち曇り

 今日はヤマザキナビスコ予選リーグ、ヴィッセル神戸2戦目、ジュビロ磐田との試合でした。ホームでの今年の初戦だし、前回の東京ヴェルディとの試合での勝利、そして王者磐田との試合だけあって、今日はいっぱいかな?と思ってたのですが、雨と寒さが邪魔をして思ってたより観客が少なかったです。
 今まで試合前にモーヴィーとピッチに出て盛り上げてた私が、スタンドからモーヴィーや新しくできたヴィッセルエンジェルスを見て、なんかくすぐったい気分になりました。

 試合が始まり、さすが磐田だな~という危ない場面もありましたが、イージーミスが多かったり、ヴィッセルの方も積極的でサイドからの攻撃が面白かったりして、「この試合わからないな~」という感じで前半が終わりました。
 後半が始まり、土屋選手の決死のセーブディフェンスで負傷退場もありましたが、オゼアスの得点でヴィッセル先制!!やったー!と思っているとジュビロのゴール。
  さすがに簡単には勝たしてもらえないな~とおもってたら、その後、藪田選手に代わって入った岡野選手がドリブルでディフェンスを振りきって踏み込みセンターリング!そこにアリソン選手のオーバーヘッド!!バイシクルとも言える目が覚めるシュートで2点目が決まりました。
 そこから、サイドからを中心にどんどんヴィッセルのチャンスが・・・。オゼアスが2点追加してハットトリック!ロスタイムに失点しましたが、ジュビロになんと4-2で勝利を飾りました。
 これはただの勝利じゃあありません。今までジュビロとは10敗2分けだったのに1勝が付く初勝利です。点を決めたオゼアス、アリソン選手だけでなく、岡野選手のドリブルと去年の最終戦や今日の試合で見せてくれたねばりの切り込みはほんとに大きいし、ジュビロの2TOPを抑え込んだヴィッセルのDF、積極的につなぎクロスをあげて攻撃した中盤など全てがおもしろかったです。そしてジュビロに勝利!うれしくて笑いがとまりませんでした。

 今日でヤマザキナビスコカップは少しあいて、来週からはとうとうリーグ開幕!AWAYでセレッソ大阪との対戦ですね。ウィング開幕は4月6日の京都パープルサンガ戦。皆さんでウィングスタジアムにヴィッセルの応援に行きましょう!

初めての緊張感2003-03-09

2003年3月9日(日)雪と晴れ

 今日の主審は、兵庫県女子サッカー選手権大会の準決勝、ユニバーサブでの試合でした。今まで私は、少年を中心に少女、ママさん、中学男子、そして大学男子の練習試合の審判をしてきましたが、女子のこの年代の主審は初めて。
  女子のクラブチームのほとんどは中学生以上で構成されていています。この県女子選手権は、兵庫県のクラブチーム、中学、高校のチームがトーナメントで戦う大会。私も神戸FCのレディースで現役でやってた時に何回も経験してる大会だし、女子のクラブチームは、関西リーグ、全国予選、県大会と1年である大きな大会の1つだということをよく知ってます。
  今まで自分が出てた大会の主審をするのは初めてで、今までにない複雑な感情がありました。今日の準決勝がどこのチームの試合か聞かずで会場に着くと、三木ドリームズとアイナックレオネッサがいました。三木ドリームズは私がサッカーをやってた時にいろんな大会でよく試合をしたチーム、そしてアイナックはかつて私がお世話になったコーチが作ったチームでメンバーの3分の1がよく知るメンバーでした。
  私のことを知っているメンバーは今日の試合の主審が私だと知ってどう思ったのでしょう?そんなことや、この大会がトーナメントで負けれない大事な試合と分かっているだけに、私もあえて彼女たちに声を掛けませんでした。

 会場は粉雪が吹雪いている超激さむなのに、そんなことも気にしてられない変な緊張感で私は黙々とアップを始めました。準決勝からは、35分ハーフで引き分けなら10分ハーフの延長Vゴール、それでも決まらなければPK戦になります。いざ、試合が始まってみると今までの思いはすぐにどこかに行ってしまい、自分もプレーしているようなたのしい気持ちになってきました。
  試合は、ほとんどアイナックのペースでしたが、結局点が決まらず延長戦へ・・・。延長戦でもアイナックペースは変わらずでしたが、なかなか点が決まらず、「これはPK戦のフルコースかな」と思った延長後半ロスタイム、アイナックのファールでFKを得た三木ドリームズが、直接決めてゴール!直接狙うには少し遠い距離だったのですが、風向きも味方したのかゴールの隅に決まりました。泣きながら倒れこむ元チームメイトもいました。ほとんどアイナックペースだったのに、点が決まらず最後にFKで入れられるなんてくやしくて仕方ないだろうな、と実力だけでは分からないおもしろさを感じながら終えました。

 今日の主審をしての自己反省点は、レベルや試合の雰囲気が分かるだけにとれたファール、とれなかったファールがあったこと、風で副審のフラッグの音に気づくのが一歩おくれたことです。チェックしていただいた方からは、もう少しプレーのそばで判定することと、どちらのボールであるか(FKの時など)早く指しなさいとのことでした。逆に良かった点では、笛の音の大きさとアフターファールを見れているということでした。笛の音はよく誉められるのですが、私ってそんなに大きな音で吹いてるのでしょうか・・・笑

捨てられないもの2003-02-23

2003年2月23日(日)曇り

 今日は、我がチームが2回戦でPK負けしてしまった「あじさい杯」の決勝戦があり、いぶきの森に行って来ました。自分のチームが負けたのに何しにいった?と思われるかもしれません。それは、もちろん審判しに行ったんですよ!「私のチームが残ってたら・・・」と少々思いながら行ってきました。
 3~6年生までの各決勝戦があり、5年生の決勝戦はKSSのもう一つのチームが試合をするので、そこの審判は外されて、4年生の主審と6年生の副審をやりました。
 天気予報では今日は雨。芝生はすべるし、雨はやだな~と思ってたのですが、前日に降りきってくれたのか、上がってホッ。私が前回主審をやったのが、大学生の試合。今回の4年生の試合が始まって、しょっぱなはリズムに「あれっ!?」という感じだったんですが、後は無事終わりました。久々に4年生の試合を見て、「やるな~」と感心するところもあったり、ほほえましくなるところもあったり・・と楽しかったのですが、この試合の主審をして一言!「紐はしっかり結びましょう!レガースがとれないようにソックスはしっかりあげましょう!」

 さて・・話は変わるのですが、私ははっきりいって、物を捨てれない性格なんです。だから私の部屋は物が多い!友達にも遊びに来るたびに注意をされるので、最近は多少捨てれるようになり、片付けたりしてるのですが、それでも捨てられないものがあります。
 その中の一つがサッカー雑誌。中学時代(Jリーグが始まる前)からのマガジン、ダイジェスト、ストライカーなどがあります。昔は月1回の発売だったのが、月2回、1週間に1回と増刊していき、毎回は買わなくなりましたが、興味のある記事が載ってる時は買ってるので、結構な量になります。
 普段は、棚の上に眠っているのですが、たま~にふらふらっと見るときがあります。特に最近はサッカー全般に見ることも好きになり、興味を持って、ヴィッセル以外のチームも見るので、今活躍している選手の過去の記事(インタビューなど)を見るとおもしろいです。高校サッカーで注目された選手、大学サッカーで注目された選手、それからヴィッセルの選手が他のチームでプレーしてたころの記事を見つけてあらためて読んだりすると結構おもしろいです。
 Jリーグのチームもずいぶん変わったし、ヴィッセルというチームができて、JFLでがんばってたころの記事もあります。ほんとうにJリーグが始まって10年が経ったんだーというのと、まだ10年しか経ってないのかーという気持ちになります。今年でJリーグ11年目突入!日本のサッカーもずいぶん変わりました。もうすぐ開幕だし、今年こそヴィッセルがんばれー!という感じで、やっぱりしばらくこの雑誌たちは捨てられそうにないです・・・汗

初体験2003-02-09

2003年2月9日(日) 晴れ

 先週私のところに電話がありました。「9日(日)に大学生の試合の審判をしにこないですか?」と言われ、あじさい杯で負けて、予定がなくなったので「いいですよ」と返事したのですが、「女子ですよね!?」と当たり前のように聞くと、「いや、男子です。練習試合だから大丈夫だよ笑」と言われ、思わず「ええー!!」と叫んでしまいました。

 いやいや・・・練習試合だからとかの問題じゃあないよ~。というわけで今日は、神戸学院ー姫路独協との練習試合、大学生男子の試合の主審を初めてやってきました。30分3本の試合のうち、2本やらせてもらいました。試合が始まり、経験した事のない“大学生の試合”がどんな感じなんだろうと思っているうちに、「ファール!」を1発目から獲りそこなってしまいました。(汗) どんどんファールが出てくる・・・ここはビシッと獲らなくては!という感じでだんだんファールも獲れるようになってきましたが、あとはついていくのに大変でした。

 見ていただいた人に、「よく動けてた」とそこは合格点をもらえたのですが、私の課題はやっぱり「ファール」。今は小学生でもうまく使う子がいますが、大学生になると手を上手に使うのです。あっ、これはハンドの「手」ではなく、相手との競り合いの時などに使う「手」です。もう一つは、どちらもがファールし合ってる時にどちらのボールにするかの判定が苦手です。本当は最初にファールをした方がファールになるのですが、どうしても後でファールをした方に目がいってしまい、反対のファールにしがちになります。(汗)  これがワールドカップでもよくあった、わざとこけてファールをねらったりなんかが出てくる試合になると思うと・・・課題は山積みです。

 最近私がよく思うことなんですが、「審判は何故フィールド内を走るのだろう?」ということです。コーチとして外から見ているとき、ヴィッセルの試合を見ているとき、その他の試合でも外で見ていたらファールがよく分かるのです。中で一生懸命走って自分のポジションを考えたりしてると、ファールの判定が遅くなったりします。だからラインは副審に見てもらって、主審は外から判定するなんてことにならないかな~と思ったりと・・・・すいません。私のぼやきです。(笑)  頭の回転、切り替えが遅いんです。2級への道はまだまだ長そうです。と感じた初体験でした。

負けたけど・・・2003-02-02

2003年2月2日(日)晴れ時々雪!?

 前にお話した「あじさい杯」が始まりました。

 1年間一緒にやってきたチームの最後の大会、いい形で終わり6年生につなげたいという気持ちで、会場の総合運動公園多目的広場に向かったものの、地下鉄のトンネルを抜けると・・・ゆっ雪が吹雪いてるではないですかー!?

 ちょっと気持ちが下がりかけたところを持ち直してくれたのは、チームの子供たち。総合運動公園の駅を出たところで集合だったのですが、行ってみると駅前の広場でサッカーをして遊んでるのです。「まったくこの子たちは・・・」とあきれながらも元気な姿を見て、がんばろう!と思いました。

 しか~し!今日のスケジュールはかなりハードで、1試合目の審判が当たっていて、その後すぐ試合。しかも副審もチームから出さないといけないので子どもにやってもらうことに。コーチは私一人だったんで、メンバーを決めないと・・アップさせないと・・誰に副審やってもらおう・・と頭の中でぐるぐる回ってました。

 アップはキャプテンの子を中心に任せて、審判している試合のハーフタイムにメンバー表を書いて・・となんとか我がチームの試合にたどり着きました。でも試合が始まってから大変なのがメンバー交代。神戸市は8人制で4本、ゲーム中(8分間)の交代はなし。そしてわがチームの人数は約20人。強化チームではないので、勝ち負けよりも本人がやりたいなら1回は必ず出します。だからといって負けるサッカーを私も子どもたちも望んでない!!やるからには勝ってやる!そんなんで、子どもたちをどのようにまわすか大変なんです・・・。1回戦の結果は1-0で見事勝利!と、喜んでる暇はありません。勝ったチームが次の試合の審判なので、また審判をすることに・・・そしてその後すぐ2回戦。またまたバタバタしてしまいました(汗)

 2回戦、私も子どももモチベーションOK、気合十分で始まったのですが、思わぬミスで失点されてしまいました。それからチャンスはあるのに点が決まらず、最後の4本目、同点ゴ~ル!!そしてその後逆転ゴール!は、相手のキーパーのナイスセーブで決まらずPK戦へ・・・。PK戦ははっきりいって不利です。練習なんてほとんどしたことないし、試合でも経験がない!結果は負けてしまいましたが、PK戦もよくがんばっていました。

 私はもちろん、勝ち負けにもこだわりますが、やっている子どもたちも見ている私も、楽しいことが1番だと思っています。だから、もちろん勝った試合でもつまらないことをしていたら怒るし、負けた試合でも楽しく充実できたら、よかったと思います。そういった意味で今日の2試合はとても満足!!そして、1年間での子どもの成長の早さに、改めてすごいと思ってしまいました。この子たちが6年生になって、新しいチームでスタートすることが楽しみです。

 さて、今日の反省点はただ一つ!審判ですね。時間がないのと、久々に副審が子どもだったのをいいわけにして、オフサイドのとれない副審に最初慌ててしまいました(汗)まだまだ修行が足りないです・・・

 P.S. 1月26日に行われた走力テストですが無事終わりました。去年と同じ距離を走れて私は一安心してたんですが、もっと走れる!と指摘されてしまいました。

オフサイド2003-01-13

2003年1月13日(月祝)晴れ

 今日からライオンズ杯新人戦が始まりました。

 私が指導してるKSSの5年生は2チームありますが、大会に出れるのは1チームなので、2チームからの選抜メンバーで出場しました。

 今日は1回戦、勝てば2回戦まであります。私が今まで指導してきた中で、1度だけ3位決定戦で井吹の森で試合をできたことがあります。今年の5年生はおもしろい子(プレー的に)がいるのでなんとか井吹の森まで勝ち残って、子供たちに自信をつけたいという気持ちでした。

 今日の会場は、しあわせの村土グランド。バスを降りると霜でうっすら白くなってました。「うわっ寒い!」冬の苦手な私にはつらい気候でしたが、そんなことはいってられません!1回戦は3-1で勝利!寒さのせいかエンジンがかかるのは遅かったものの、おもしろい攻撃も見れて、まずまず一安心・・・。1試合後に2回戦。が、早々いらない点を与えてしまいました。後半は5分5分でおもしろかったのですが、点は入らず、最後にダメ押しの2点目。2回戦敗退です。ま~くやしい思いはありますが、6年生に向けての新たな課題も見えたし、2月にはあじさい杯があります。これは2チーム出場できるので担当チームに「カツ」を入れてがんばります。

 さて、このライオンズ杯でチームに割り当てられてる審判がありました。1回戦後の試合の副審、2回戦で負けたのでその後1試合の副審、計2回しました。副審をするのは、ほんと久々だったのですが、私は副審がけっこう好きなんです。なんでかというと、1つ自信を持ってることがあるからです。それは、オフサイドをとること。時には微妙なこともあるし、見落としてしまいそうな「戻りオフサイド」をとることが大すきです。選手からは嫌な副審かもしれないですね(笑)。でも決して「オフサイドになれ!」と思ってやっているわけではありません。オフサイドにならずにタイミングよくとび出す子とか見たら「お~やるなー」と感心し、オフサイドじゃないよという判定も好きで、観客がなんといおうが、「ちがうよ!」と思いながらやってます。

 逆にオフサイドを狙って、タイミングよくラインをあげるチームにも感心したりしながらやってます。こんなかんじで副審は楽しんでるのですが、主審でもこれぐらい自信を持ってできるようにならなければいけませんね(汗)

 とりあえず、26日には3級の研修と体力テストがあるので、最近付いた「肉」を落として体を軽くしとかないと12分間走が恐いです。