巣立ち2004-03-21

2004年3月20~21日(雨のち曇りそして晴れ)

 皆様こんにちは!とうとう2004年Jリーグが開幕しましたね。ヴィッセル神戸の開幕戦、行かれましたか?あんなビッグなセレモニーは、代表戦でも見ることができないほどでしたよ。太っ腹にレプリカを全員にプレゼント!もちろん私もゲットしました。ヤマザキナビスコカップをあわせて、4試合負けなしのスタートです。正直、市原戦は決して内容はいい試合とは言えませんでしたが、「約3万人の観客の前での勝利」、今年のヴィッセルは運も強いのかもしれません・・・。

 さてさて、私は神戸FCのサッカースクールでコーチをしていることは何度もお話していますが、去年は5年生、今年は持ち上がりで6年生で、2年間同じチームを受け持っていました。その子たちがとうとう卒業し、それぞれ巣立っていく日がやってきました。毎年、6年生の最後の春休みに五色カップ(淡路)の大会に参加する合宿が恒例になっています。私は何年かぶりにこの合宿に参加しました。初めて参加した時は、海辺の学校のグラウンドに2面のコートを作って行われていた大会が、今年行って見ると、Lリーグも行われている「アスパ五色」という施設の芝4面、土2面の6コートを使い、参加チームもとても増えていてびっくりしました。1日目は予選リーグ、2日目は決勝トーナメントという日程でした。1日目の予選リーグでは3敗とい結果に終わり、2日目は下位トーナメントになりました。2日目は、1試合目引き分けPK勝ち、2試合目は引き分けPK負け、3試合目は勝ちといった結果でした。とてもレベルの高いチームがあつまっていて、特に1日目は勝つことはできませんでしたが、試合の内容がとても良く、1人1人が本当に良く頑張りました。私は、もちろん勝つためにやっていますが、それ以上にやっぱり試合の内容が大事と思っているので、1日目2日目共とても楽しかったし、子どもたちも満足そうで、最後をしめるいい合宿になりました。中学になると、中学の部活に入る子、神戸FCのJrに入る子、違うチームに入る子がいます。これから先、身体の成長、心の成長と共にぶつかる壁や、時には大きな怪我も出てくると思いますが、それを乗り越えるバネの一つとして、この2年間頑張ってきたことがあるといいなと思います。何年か先にまたどこかでがんばっているこの子たちに会えたらうれしいです。

 でも、何回も経験してきましたが、何度経験しても6年生の巣立ちはやっぱりさみしいです。

無念・・・。2004-02-11

2004年2月11日(水祝日)晴れ

 みなさん、こんにちは。こんなに早いペースで日記が更新されて、みなさんびっくりされているのでは・・・。

 今日はどうしても、このくやしさを聞いてほしくて書きます。前回も少しお話しましたが、2月1日から、今担当している6年生の最後の大きな大会になる「あじさいライオンズ杯」が始まりました。2年間で大きく成長した!?我がチームは、リーグ戦も(2部Bで)優勝できて、去年は2回戦で負けたこの大会でどこまでいけるか、私自身もすごく楽しみにしていました。

 チームの目標はもちろん優勝!そう心を1つにした初戦2月1日にとんでもないことが発覚したのです。朝、集合場所に行くと子どもたちが私を見てすぐに「コーチ!今日勝ったら2回戦3回戦は、11日にあるねんな?その日は4人しか来られへんで!!」と言ってきたので、私は思わず「はっ?なんで??」と聞きました。

 4つの小学校が集まっているチームの中で2校が学校のスキー合宿と重なっているというのです。「どうしよう・・・」さすがに学校行事には勝てません。子どもたちもはりきっていただけに心配な様子、試合前なのに不安な空気が流れてしまいました。でも私も棄権負けはだけは絶対避けたかったので、「とりあえず今日勝って優勝に1歩進もう!今日勝ったら、コーチも大会側に話して試合できるようにがんばるから。」といいました。

 前半は動きもイマイチだったのですが、後半どんどん良くなり、7-0で完勝しました。私はすぐに大会の人にチームの状況を伝えました。大会側は、グラウンドがないから自分たちのチームで確保し、対戦することになるチーム全てに了承を得て、22日に決勝戦ができればかまわない、ということでした。その後チーム側もがんばってグラウンドは用意できたのですが、他のチームでどうしても日にちを代えられないというチームがあって、結局11日から代えることができませんでした。

 私は選手としてやっていたときも、指導者としても「棄権負け」をしたのが初めてで、「試合をせずに負けるくやしさ」を初めて味わいました。やりきれない気持ちと子どもたちに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 結局当日は私のチーム(Aチーム)は休みになり、Bチームの試合の割り当ての審判を手伝いに試合会場に行きました。すると今日本当は対戦するはずだったチームが来ていて、そこの監督さんが私のところに来て「試合ができずに残念です」と言ってきました。実はこのチームは、リーグ戦の最終戦で当たったチームで、負けていたらこのチームが優勝していた試合で、接戦の末、引き分けに終わり私のチームが優勝した相手チームなのです。「子どもたちには今度こそKSS(私のチーム)と決着をつけよう!と言ってがんばってきたのに、こんなんで勝ってもうれしくありません」と言ってくださって、私はその言葉に救われ、少し泣いてしまいました。

ライバル!?2004-02-05

2004年2月某日

  皆さん、こんにちは。審判2級の体力、ペーパーテストが無事終わり(合格)、残りは実技テストのみとなりました。実は、去年にペーパーテストを受けていたのですが、失敗していて、審判部からのプレッシャーがかかっていただけに、ひとまずほっとしています。実技テストでは、「目指せ1発合格!」でいきたいと思います。

 さてさて・・・1月はまだJリーグも始まっていないというのに、サッカーのことで頭がぐちゃぐちゃになるほどいろんなことがありました。審判2級のテストはもちろん、天皇杯の決勝、高校サッカー選手権(兵庫県代表、滝川第2高校2年連続ベスト4おめでとう!)から始まって、日本女子選手権、兵庫県ドリームサッカーがありました。日本女子選手権では、田崎ペルーレが2年連続優勝!リーグ優勝もあわせて3連覇という、かなりうれしい結果が残りました。今年は日テレベレーザに代表のエースで、去年まで女子のトップレベルであるアメリカリーグで活躍されていた沢選手が戻ってくるので、難しい年になると思いますが、がんばってほしいものです。

 Jリーグでは移籍情報が飛び交う中、ヴィッセル神戸は「クリムゾン」という会社の経営に変わりました。監督はJリーグでも活躍していたハシェック監督になり、名古屋からは藤本選手が来たり、トルコからワールドカップで活躍したイルハン選手の移籍も決まったりしましたね。そして、ドリームサッカーで久々にロングスローを見せてくれた和多田選手の怪我からの復帰や、試合には出ていませんでしたが佐伯選手もピッチで体を動かしていたので、もうすぐ復帰できそうな雰囲気で、今年のヴィッセルは目が離せませんよね!

 私自身も1月は少年とレディースのNewYearの大会に審判で行ったり、指導しているサッカースクール6年生の最後の大会である「あじさいライオンズ杯」が始まったりしました。去年のこの大会では、2回戦で負けてしまったので(まとちか日記第14回参照)今年こそは・・・!!とチーム一つになって意気込んでいます。とか言いながら、私が一番気合はいってるかも・・(笑) その他、審判や指導者の研修もあったりと何かと忙しい1月でした。

 1月18日(日)に審判3級の研修で、久々に昌子さんにお会いしました。昌子さんというのは、私がレディースでサッカーをしていた時の最初の頃のコーチで、神戸FCユース、ヴィッセル神戸ユース、そして現在、姫路独協大学のサッカー部で指導されている、指導者の中では誰もが知るすごい人なのです!(これぐらい持ち上げればいいでしょうか??笑)この日記を読んでくださってる方はご存知かと思いますが、神戸市サッカー協会のHPで私が日記を書いてるのと同様に、昌子さんもサッカーについていろんな視点でサッカーについて書いてるページがあります。私がサッカー日記を書かせてもらうことになった時、文章力のない私は「どんなふうに書いたらいいのだろう・・」と思って、「昌子さんはどんなことを書いてるのだろう?」と見てみると、まだ1回しか書いてなくて全然参考になりませんでした。私が日記を書き始めて(それこそ最初は更新するペースも早くて・・)しばらくすると、昌子さんも急にペースよく更新しだして、「教え子に負けたくないのかな~」なんて少しおかしかったです。そう思っていて、3級の研修で会ったとき「年始1発目はお前より絶対先に書いてやろうと思ったのに先を越された!!(冗談怒り)」とくやしがられました。とんでもないところで、とんでもない人をライバルにしてしまったようです。

迎春20042004-01-01

2004年 元旦  晴れ

 皆さん、明けましておめでとうございます。 お正月はどのように過ごされていますか?一度、ハワイなんかでゆっくり過ごしてみたいと思いながらも、おせち、初詣などが欠かせない私は、「やっぱり日本が1番だよ」と思いながら、元旦早々から働いております。昨年は無理矢理休みをとって、天皇杯の決勝戦を見に行ったものですが、12月に埼玉スタジアムまでLリーグの最終戦を見に行ったので時間もお金も余裕がなく、今回の天皇杯はあきらめました(涙)

 ということで、少し遅くなりましたが、Lリーグの最終戦の時の事をお話したいと思います。 

 12月21日(日)、前日の天皇杯4回戦では雪が積もり、いろんな会場で雪かきの為に試合時間が遅れるという事態が起きるほど冷え込んだ翌日、新幹線から残る雪の景色を見ながら東京に向かいました。

 埼玉スタジアムでLリーグの最終戦!私の目的はただ1つ、田崎ペルーレの初のリーグ優勝をみたいということでした。今年の田崎は圧倒的な強さをみせて、優勝はほぼ決まってはいましたが、最終まで決定ではなかったのです。

 初めて見る埼玉スタジアムもかなり楽しみで、大きさに感動!中に入ってみると建物の空間や作りがどこか懐かしく感じ、W杯で行ったテグスタジアムに似てるなーと思っていると、埼玉に住んでる方が、「(テグスタジアムと埼玉スタジアムは)同じ設計士らしいよ」と教えてくれて、「へえ~!」と納得しました。

 Lリーグは試合前の選手が出てくる時に、各選手がスタンドに小さなサインボールを投げてくれるので、私は中央に行き、元チームメイトの友達に手を振ってアピールしました。彼女は気づいてくれて、私に向かって投げてくれました。私は中央の通路にいたので投げるには遠い位置だったのですが、GKの彼女はさすがと言わんばかりに、見事に私のところまで届きました。と、「私のものだ~!」と確信したその時、私の手まで5メートルほどで急にカーブがかかり、隣のおばちゃんに獲られてしまいました・・・笑

 そんなこんなで試合が始まりました。試合は田崎ペースで、開始すぐに、代表にも入っている大谷選手がヘッドで決めて先制!その後も大谷選手が2点目を決め、最後に1点獲られましたが、4-1で完勝、初のリーグ優勝を決めました。GKをしている友達は、今まで長い間ずっとサブで、今季ようやくスタメンで出られての優勝だったので、私のうれしさも倍以上でした。そのあとの表彰式でも、大谷選手が「得点王」「最優秀選手賞」「ベストイレブン」の三冠をとった他、その他の選手、監督もいろいろ賞をもらっていました。

 リーグ優勝まで長かった。選手、スタッフの皆さん、本当におめでとうございます。1月には日本選手権があります。去年の日本選手権では優勝してるので、今年も優勝して3連発決めて欲しいです。

 というわけで12月21日は、埼玉まで見に行って、感動、充実した日を送りました。が、おかげでそのあと休みもお金も無くなり、23日のユニバーでの天皇杯、1日の決勝も見に行けなくなりました(涙)

 最後に・・・1月5日で7年以上働いてきたバイトを1つ辞め、本業をもっと頑張っていこうと思っています。今年ヴィッセルが大きく変わることへの期待と同様、私もいい方向への転機になればとおもいます。1発目として1月に審判2級のテストがあるので、そこからがんばります。

 そんなこんなで、今年もまだまだサッカーバカな私とお付き合いいただけたらうれしいです。今年1年よろしくお願いします。皆様にとってもいい1年でありますように!

ヴィッセルカップ2003-11-16

2003年11月16日(日)快晴

 秋晴れの今日、ウィングスタジアムのフットサルコートで、第1回ヴィッセルカップが行われました。11月とは思えない暖かさに、私はハイテンション!

 ミックスクラスで出場しました。前にも一度説明しましたが、ミックスクラスは、メンバー5人中、女性が2人は常に出てないといけないルールで、この大会は子どももOKでした。今回、「一緒に出よう!」と誘ってくれた方が自身ありげに「今日終わった後(優勝)祝勝会するから」といっていたのですが、集まったメンバーが男性3人女性3人で、人数的には男性3人がフルで出てないといけないような状況だったので、『何でそれだけ自身があるの?』とその人の言葉を冗談でとっていました。女性の1人は前にも一緒に大会に出て優勝した人で、大阪体育大学出身のサッカーウーマン。もう一人は神戸FCでプレーをしていた時のチームメイトで、同じサイドバックで、時には私と彼女で両サイドを守っていた、今でもプライベートでも仲のいい親友です。一緒にプレーをするのは本当に何年ぶり!?という感じでとても楽しみでした。男性の2人は、何回か一緒にやったことがあるので知っていたのですが、もう一人は初めての方でした。試合が始まってすぐ、その人のプレーを見て、同じチームでやってるのに見とれるほど上手くて、あの自信の意味がわかりました。

 今回、私をやる気にさせたのは(いつもやる気はまんまんですが・・)女性や子どもがゴールすると2点入ることで、私を含めて女性3人は元DFばっかりなのに、ここぞと言わんばかりに前にあげてもらい、ゴールをねらいました。でも長年やってきたポジションというのは体にしみついていて、気が付くとDFをしてたりするのです(笑) それでもお互いよくプレーを知っている元チームメイトとのサッカーは懐かしく、楽しかったです。

 そんなこんなで決勝戦、さすがに苦戦しましたが、勝って予告通り優勝しました。今回は1回目の大会で、出場チームは少なかったですが、どのチームも楽しくできていい大会でした。来年はもっと出場チームも増えて、もっと楽しい大会になればいいですね!

 追伸:賞品は、ヴィッセルカップだけに、伊藤ハムからアルトバイエルンを山ほどいただきました。おかげで小さい冷凍庫はウィンナーでパンパン!毎日食べてます。マンオブザマッチで1年分もらう選手の体験を少し味わえた気分です。笑

久しぶりのLリーグとヴィッセル2連勝!!2003-10-25

2003年10月25日(土)晴天

 今日はヴィッセル神戸2ndステージ第11節、鹿島アントラーズ戦。久々にユニバーでの試合だったので楽しみにしていました。それ以外でもう一つ楽しみだったのは、ヴィッセルの試合の前座試合でLリーグ、田崎ペルーレ対伊賀FCの試合が行われることでした。

 今年は結局Lリーグの試合をまだ1試合も見に行けずだったので、久しぶりのLリーグ観戦でした。田崎ペルーレには、私が神戸FCでプレイしていた時のチームメイトや、その他にも神戸FC出身者、地元のチームでよく知っているメンバーがいるので応援しているのと、先日行われた女子のW杯から帰ってきた代表組もいるので、それも楽しみでした。

 15時キックオフのJリーグの試合ではちょっと早い11時半開門。私もはりきっていきました。田崎の試合を見ていて、友達の得意な所、苦手なところを知っているだけにどきどきして落ち着きませんでした。ヴィッセルサポーターの中にペルーレのサポーターでもある方がいらっしゃるのと、神戸のチームであるということでヴィッセルサポーターは田崎の応援、それに対抗するかのように、伊賀の応援を鹿島サポーターがしていました。

 それを見ていて、以前私が神戸FCでプレイしていた時に広島遠征に行った時に、広島の高校選抜との試合をビックアーチで、サンフレッチェー浦和レッズの前座試合でやらせてもらったことを思いだしました。あんなすごい会場でJの試合の雰囲気を味わって試合をしたのは最初で最後。その時もアウェー側のレッズサポーターが私たち神戸FCの応援をしてくれたのです。田崎の試合は2-0で田崎の勝利!!神戸Wマッチ(田崎、ヴィッセルのホームゲーム)で好スタートです。

 次はヴィッセルの試合ですが、前節のグランパス戦で、GKの掛川選手の好セーブもあり、2ndで初勝利!なんとか今日の鹿島戦にも勝って、2連勝してほしいという気持ちでした。優勝争いをしている強敵鹿島でしたが、去年もユニバーで勝ったので、期待は大!!

 試合は前半ラストのいい時間にカズ選手の相手を背負っての振り向きシュートで先制。後半に播戸選手の得点で2-0。すごくいいムード。最後に1点とられてしまいましたが、2-1で勝利!久々のホームでの勝利にサポーターも選手も最高の盛り上がりでした。今日の神戸Wマッチは、神戸2勝といい1日になりました。

2連覇と新たな課題2003-10-12

2003年10月12日(日)曇り時々雨や晴れ

 10月5日(日)に総合運動公園の球技場で行われたフットサル大会に出場しました。いつも一緒にやらせてもらっているチームに入れてもらって参加したのですが、去年もこのチームでこの大会に出場し、優勝しました。ブロックごとに優勝があるので1等賞!!ではないのですが、参加チームも多いのでやっぱり優勝はうれしかったです。ただ、去年は指導しているKSSのリーグ戦が入っていたため、予選が終わった時点で抜けたので、決勝トーナメントには参加できず、優勝の実感を味わえませんでした。今年も優勝して、今度は一緒に喜びたい!と思っていたのですが、予選リーグでは、大会のレベルが上がったのか、手ごわいブロックに入ったのか、去年以上のメンバーでいってるのに、なかなか苦戦。でもなんとか2連勝して決勝トーナメントに進めました。

 決勝トーナメントの1回戦は、前半リードしていて「いける!」と思ったのですが、後半に追いつかれてPK戦へ・・。相手のキーパーがハンドボールをやっていたらしく好セーブ、こっちも負けずに野球をやっていた人がキーパーで好セーブ!お互いがなかなかゆずらずで、フットサルのPK戦は3人なのに、サドンデスで10人ほどいきました。なんとか勝って、決勝戦に・・。

 決勝戦の相手は私が所属している神戸FCのシニア(男性成人)のチームの人で、よく知っているメンバーでした。相手は3連覇がかかっているらしく、気合も入っている様子。試合は前半リードされていましたが、後半追いつき、Vゴールの延長戦へ・・そして勝ちました!!イエーイ!2連覇です。今回は表彰式まで参加してじっくり優勝を味わえました。が、この日の私の活躍はというと、点をとるため前にしてもらってるにもかかわらず、1点もとれずに終わりました。トホホホ・・・

 そして今日12日は王子競技場で行われていた女子の全国選手権の関西予選に審判で行って来ました。県協会から審判の育成のえらいさんが来ていて、審判陣も緊迫したムード。私はそんな中にいるのが苦手で気を紛らわすかのように、現役時代に出場していたこの大会を、自分の審判の試合まで観戦していました。(もちろん主審の動きも見ながらですよ) 私が主審を務めた試合は、大阪体育大学ー啓明女学院。最近、自分の中で課題だったファールにも少し自身がもてるようになり、細かい注意点はありましたが、自分では、まーいい試合かなと思っていました。ただ、試合後、県協会の方々に評価していただき、かなり厳しいご意見をいただきました。その中で自分の新たな課題にしなければいけないと思ったことは、ファールやスローインなどで、どちらのチームのボールかを指すのが遅いということです。何度か言われた事もあったのですが、自分でそんなに遅いと意識がなかったのと、特にファールのとき、最初にどちらがファールを犯したか考えて冷静にやろうとするとどうしても遅れがちになってしまっていたようです。

 後は姿勢が悪いということで、今はこの身長でよかったと思っているのですが、小学生のころはコンプレックスだったので昔から背筋が曲がっていて今も意識をしていないと曲がってしまいます。タレントの仕事をしだしてから特に気を付けているのですが、所々曲がってしまっているようです。姿勢が悪いと自身がなさそうに見えると言われてしまいました。今は逆に姿勢が悪いのが、コンプレックスになってるのですが・・・。この2点あらためて注意されたことで、次の課題になりそうです。

おかげさまで1周年!!2003-09-15

2003年9月15日(月祝)  晴れ

 みなさん、こんにちは!この「まとちかサッカー日記」、おかげさまで1周年を迎えることができました。(わ~い!パチパチ・・)今回で25回目、初めは週1で更新してたのが最近では月1ペース・・・楽しみにしてくださってるみなさん、申し訳ありません…(汗)

 毎回ノートに下書きをしているのですが、そのノートも、もう1冊が終わろうとしております。(最初に比べるとだんだん雑字になってる汚いノートですが)
ヴィッセル神戸、審判活動、サッカースクールでの指導を中心に、その他サッカーを通じて自分の出来事や感じたことを書いているだけなので、読んでくださってる方はどう思ってるのだろうと不安になる時があるのですが、サッカーの会場等で「見てるよ」とか「早く更新してよ」と声を掛けてくださる人や「あの話良かったよ」「田崎の応援に行って来ました」と言ってもらえると、とてもうれしくなります。そんなお言葉のおかげで無事1周年が迎えられました。

 さてさて・・今日はライオンズ杯の決勝戦!!我がチームは残念ながら3回戦で引き分けになり、PK戦で敗退してしまったので、今日は審判でしあわせの村に行きました。(余談ですが、「まとちかサッカー日記」の私の写真は、去年のライオンズ杯の決勝で審判しているときに撮ってもらったものなんです。)

 1部、2部、3部、4部(女子)の準決勝、決勝が行われました。私は3部(4年生中心)の準決勝、東舞子ーマリノの主審と、3部決勝、東舞子ー若草の副審をしました。久々に小学生の主審をしたのですが、小学生は女子より男子の試合の方が、私にとってやりやすいです。理由は、男の子は最近「手」を使ったファールが多いのですが、それは「故意」のプレーなのでファールをとります。女の子の場合は勢いよく走ると急には止まれなくて両者がぶつかることがあります。これは「故意」ではないのでファールをとるべきか、どちらのファールかと判定しにくいことがあるからです。

 最近、小学生の試合は、サポーター(お父さん、お母さん)がとても多いです。そういう方が多くても、プレッシャーを感じることはないのですが、中にはヴィッセル神戸のサポーターで私のことをよく知っている人がいます。会場で声を掛けてくださるのはうれしいのですが、「うちの子○○チームやねん、審判当たってたらよろしく!」と(冗談でですが)プレッシャーをかけてこられます。(笑) なにぶん、ばか正直で不器用な私なのでどちらかをひいきする審判なんて器用なことはできません。そこのところご理解ください(笑)

 結局、今日は声を掛けてくれた方のチームが負けてしまったのですが、後から、「いい審判やったな」と言ってくださってとてもうれしかったです。負けたチームがそう思えることはなかなかないと思うので、とても励みになります。

 これからもサッカーを通じて、この日記を通じて、たくさんの人と知りあい、何かを伝えられたら・・とがんばっていきますので、応援よろしくお願いします。(礼)
(日記の写真を見て1年経った事に気づいた私でした・・・)

夏合宿2003-08-04

2003年8月1日~8月4日  晴天

 暑中お見舞い申し上げます

長い梅雨がようやく終わり夏本番です!私がコーチをしているサッカースクールでは、毎年恒例の合宿があります。それは、3泊4日の網野合宿です。京都の北丹にある網野町はほんとうにのどかで日本海のきれいな町です。私たちはそこで「網野カップ」という大会に参加します。今年は小学生(5,6年生)3チームと中学生2チームが参加しました。指導者9年目の私は、この合宿も9回目、去年は合宿3日目にヴィッセルのホームゲームがあったので、途中抜けたり、仕事などでここ2、3年は、丸々4日間過ごせることがなかったのですが、今年はフル参加です。

私はこの合宿に来るとよく自分の指導について振り返ります。コーチをやり始めたきっかけは、私が高校3年の時で、大学も決まりあとは卒業を待つだけとなった3学期に、あの大震災が起きました。神戸は変わり果てた姿になり、「子どもに笑顔を!」ということで、神戸FCのスタッフが、長田の小学校を中心にサッカースクールを行う時、ポートアイランドに住んでいてそれほど被害を受けずにすみ、動き回れた私は、お手伝いをすることにしました。

もともと、子ども好きで先生になろうと思ってただけに、元気のなかった子達が楽しくサッカーをする姿を見て、わたしもすごくうれしくなり、その後もサッカースクールを手伝うことになりました。その頃はまだ私自身も現役でバリバリ!?サッカーをやっていたので、自分の練習、試合のない日に教えに行ってたのですが、次第に教える方が楽しくなり、現役を引退し、コーチを中心にしました。その後は、地域C級や、準指導の資格などを取って自分なりに勉強してきたつもりですが、子どもたちにとって私はどんなコーチなんだろうと考えます。良い指導者とはどんな指導者なんでしょう?

私のサッカースクールには、上手い子、下手な子、サッカーの好きな子、親に言われてきてる子等いろんな子がいます。好きな子、上手い子は、ある程度ほうっておいても、どんどん吸収し、伸びていきますが、そうでない子もいます。

私が小学校の時は、親友につられてやり始め、練習嫌いだったので、全然上手くなりませんでした。今になって、あの時にもっと練習していれば・・・と思います。子どもたちが卒業して、私から離れても、ずっとサッカーが好きであるように、たとえサッカーをやめても、何か一生懸命なることがあることの楽しさを忘れないでほしいと思ってます。
1年目にコーチをした時の6年生の子たちは、来年成人式を向かえます。私がコーチをやり始めた年齢よりも上になってしまいました。汗・・ほとんどの子は、今どうしてるか分かりませんが、たまにハガキが送られてきたり、道で会って声をかけてくれて、「がんばってるよ~」と言ってくれる時が、本当によかったと思える時です。8年間やってきて、私はまだ「良い指導者です」とも言えないし、子どもからも教えられることも多いですが、一緒になって頑張って、喜んで、泣いて、怒ってしてるコーチですが、私のようなサッカー好きが増えたらナと思ってます。

そんなことを思いながら、網野での4日間、暑い中、全10試合(1チームあたり)行いました。毎年この合宿で、子ども達はぐっと成長します。今担当している6年生がどのように変わり、今後どう伸びていくのか楽しみです。

追伸・・・
合宿の最終日に1時間ほど、海水浴の時間があるのですが、泳げない私は毎年カメラマンを担当します。今年もそのつもりだったのですが、途中子どもにのせられて海に入ってしまいました(しかも服のまま)笑
帽子もかぶって日焼けには気を使ったのですが、それでも真っ黒に・・・汗。モデルとしてもまだまだのようです。社長、ごめんなさい!!

日本女子代表2003-07-12

2003年7月12日(土)  曇り

 今日はJリーグ第12節。私はいつものようにウィングスタジアムに行き、ヴィッセル神戸vs名古屋グランパスエイトの試合が始まるのを待ちながら、もう一つの試合結果を気にしてました。それは、東京国立で行われている日本女子代表vsメキシコ女子代表の試合。W杯アジア予選で4位に終わった日本は、プレーオフでメキシコとホーム&アウェーで戦い、勝った方がW杯の出場権を得るという大事な試合。5日にアウェー、メキシコで2-2という結果。今日は絶対勝たなければなりません。しかし、メキシコは女子のトップリーグである、アメリカリーグで活躍する選手が何人かいるとても強いチーム。アウェーのメキシコで引き分けた時、勝ったようなうれしい気持ちでした。神戸のLリーグチーム、田崎ペルーレからも5人、代表に選出されていたので、私の友達も国立に応援に行ってました。その友達から2-0で勝ったと報告が入った時飛びあがるように喜びました。

 その日の「スーパーサッカー」ではトップで取り上げられたし、翌日のスポーツ報知では裏一面を飾ってました。そして、国立の入場者数が1万2000人!!すごい!すごい!!女子サッカーがこんなに注目されてるのを初めて見たので、とてもうれしくなりました。私が何故こんなに喜ぶかというと、女子サッカーLリーグは「プロ」ではないことのいろんな大変さをみてるからです。以前は、中国などから外国人選手を入れてやってたころもありましたが、不景気でチームも減ったし、環境も厳しくなりました。田崎ペルーレだと、半日社員として働き、午後から練習しています。

 でもこれはまだ恵まれた環境で、他のチームでは、昼間それぞれが違う仕事(バイト)をして夕方から練習するというチームもあります。そして日曜日はリーグ戦、アウェーになると移動もあるので、自活で生活している人には本当に大変な毎日だと思います。代表キャプテンの大部さんが言っていた「本当にサッカーが好きじゃないとできない・・」という言葉がすごく良くわかります。もちろん、プロの世界も厳しいですが、女子の場合、やっているもの(求められるもの)はプロで、それプラス生活していく仕事があるのです。だから、今回の出場は本当にうれしかったし、選手の涙、応援している人の喜びはそんなところも含めて大きいものになったんだと思います。9月にあるW杯に向かって頑張ってください。みなさんも応援よろしくお願いします。女子も盛り上げてもっとサッカーを広げましょう!

 さて・・・私の方は、2級のテストが近づいてきました(汗)負けずに気合入れて頑張りたいとおもいます。