2月19日(日)、くもり空の下、しあわせの村で「第8回神戸あじさいライオンズ杯」の各学年の優勝決定戦が行われました。
【3年生は多井畑C】
3年生の決勝は、多井畑Cと準決勝をPK戦で勝ち上がってきたマリノJの顔合わせは、試合開始と同時に両チームとも落ち着いたボール回しで、攻撃を仕掛ける。上がりが速く、勢いのある、左サイドを中心とした攻撃をする多井畑Cチームだが、マリノJの堅い守りに、得点チャンスを生かせことが出来ない。対して、マリノJはカウンターへの切り替えがとても速く、何度もゴール前へボールを運ぶが、こちらも得点ならず。15分間の前半戦を終え、両者無得点で折り返す。
後半開始から果敢に攻め続けるマリノJだが、後半10分、多井畑Cがゴール前の混戦から押し込み、先制!1点ビハインドになり、マリノJの攻撃は加速。後半12分、ハーフウェイライン付近で相手ボールを奪い、一気にゴール前までドリブル。キーパーの動きを見て冷静なシュートは同点ゴール。その後もマリノJの攻撃が続くが得点できず、同点のまま後半が終了。
PK戦を4-1で勝った多井畑Cが、優勝を決めました。
短時間に試合が一転二転する白熱した戦いに、会場は父兄を中心に盛り上がりました。
優勝チーム、多井畑Cの主将、佐久間陸選手のコメント:
「優勝出来て、嬉しいです。思い通りの試合運びができました。4年生になっても優勝したいです」
多井畑
【4年生はマリノD】
4年生の試合は、マリノD対神戸NK-Cの対戦に。終始攻撃のマリノDが4-0の大差で勝利し、見事優勝を飾りました。
マリノD
【4年生はマリノE】
5年生の決勝戦は、マリノE対神戸SS-Cの対戦に。前半に1点を得点したマリノEが後半も守りきり、1-0で優勝に輝きました。
マリノE
【6年生は東舞子B】
6年生の決勝戦は、準決勝を6-1で進み、決勝進出を決めた東舞子Bと、同じく4-2で突破した灘Aの、攻撃力のあるチーム同士の戦いとなる。
試合開始と共に、東舞子Bが攻撃を仕掛け、前半4分、ゴールネットを揺らしたが残念ながらオフサイド。幻のゴールに。その後も両サイドとも、とても良い上がりを見せ果敢に攻める。特に足元のプレーにキレのある選手が揃う左サイドでの攻撃は、とても勢いがあり、相手ゴールを何度も脅かす。灘Aもセットプレーを中心にチャンスを狙うが得点ならず。そして迎えた、前半12分、東舞子Bが味方の後方からのパスを受け、冷静にゴールの左隅にシュート。キーパーの手をかすめ、見事ゴール。そのまま前半終了。灘Aは、一方的な東舞子Bの攻撃に押し込まれながらも、ディフェンス陣を中心に守りを固め、失点1に抑え後半を迎える。しかし、東舞子Bが前半の勢いのまま、主導権を握る。後半10分、コーナーキックからのこぼれ玉から東舞子Bが決め、2点目。2点差にされて焦りが出た灘Aは、試合再開直後にボールを奪われ、そのまま東舞子Bのゴール。勢いの止まらない東舞子Bは、後半14分にも豪快なシュートを決め、4点目。灘Aは、反撃を試みるが、そのまま試合終了。4-0で東舞子Bの勝利。
東舞子Bの主将・新屋涼平コメント:
「優勝できたのはみんなのおかげです。今日は想像以上の試合運びが出来ました。みんな自分のマークもしてたし、攻めてたので良い試合でした」
東舞子B
もうすぐ小学校卒業を迎える6年生にとって、このチームでの最後の試合ですが、「中学生になったら、1年生でレギュラーになります」と、力強い意気込みを聞かせてくれました。
結果だけ見れば、東舞子Bの圧倒的な試合ですが、6年生の最後の試合で試合終了まで諦めることなく走り続け、ボールを追いかけた灘Aの選手達にも拍手を送りたいです。
取材/文:Ayako Jo