第6回兵庫県サッカー選手権大会 決勝戦2003-09-11
9月7日(日)、淡路五色台運動公園において、第6回 兵庫県サッカー選手権大会決勝が行われた。対戦カードは3年連続同じく、関西学院大学と神戸FC1970となった。昨年の対戦では6-0で関学が神戸FCを圧倒したが、果たして今年の対戦はどうなるか。
0-0 | ||||||
関西学院大学体育会サッカー部 | 1 | { | } | 0 | 神戸FC1970シニアA | |
1-0 | ||||||
58’ 関学 17 岡野 克之 [ゴール前間接FK No.11→No.17] |
前半開始直後は両チームとも静かな立ち上がり。関学はサイド突破やロングボールを使って多彩に攻めこむ。一方の神戸FCは中盤でのボールの奪い合いからカウンターによりチャンスを作り上げる。前半は互いに決定的チャンスを迎えるものの、確実に決めることができずに0-0で折り返す。シュート数は9本同士と互角の展開。ボール支配率では若干ではあるが関学が上回っているように見受けられた。
後半開始直後、神戸FCが積極的に関学ゴール前に攻め込むが、強固な関学DF陣が確実にはね返す。いい流れで試合を展開していた神戸FCだが、後半13分、意外な形で均衡が破れる。神戸DFがGKに戻したボールを、GKがペナルティエリア内でキャッチしてしまい間接FKを与えてしまう。この間接FKを関学原崎が素早いリスタート、中央で待ち構えた岡野が難なくゴールに流し込み先制。堅実なディフェンスを見せていた神戸FCとしては残念な失点となった。しかし、失点に気落ちすることなく攻撃を続ける神戸FC。そんな猛攻をかわし続け、確実に攻撃の芽を摘む関学DF陣。更なる追加点を狙い関学も攻め込むが、ゴール前での決定力を欠き攻めあぐねる。終盤ロスタイムも神戸FCが果敢に攻め込むものの、豊富な運動量で粘り強いディフェンスを見せる関学DF陣を崩しきれない。結局1-0で関学が4年連続優勝を飾り、天皇杯本大会への出場権を獲得した。