現場でのメディカルサポートに対する意識調査(アンケート)について2019-02-05
サッカーファミリーの皆様
神戸市サッカー協会理事(医科学委員会)
医療法人川崎病院整形外科 戸祭正喜
【お願い】
拝啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
神戸市サッカー協会・医科学委員会は、サッカーを愛するすべての皆様に対して医科学的な情報を発信することで、より楽しくサッカーにかかわることができ、さらに選手育成・強化に寄与することができればと考え、2011 年~2015 年度まで、年に2から4回の医科学講習会を開催してきました。
しかしながら、年に数回の講習(座学)だけでは、情報の伝達&浸透が十分とは言えず、2018 年の第29 回日本臨床スポーツ医学会でも月2回程度の指導を行わないと十分な効果は期待できないと報告されています。
もちろん講習(座学)も重要ではありますが、2015 年から2017 年までU-15 からU-17 日本代表の世話人ドクターをしてきた経験から、現場でのメディカルサポートの重要性を強く感じています。
医学的知識を持ったメディカルスタッフ(ドクターやトレーナー)をチーム・試合&練習会場へ派遣することで、選手が負傷を負った時には適切な応急処置をメディカルスタッフが現場で行い、精査が必要な時には提携している医療機関と連絡を取り、可能な限り敏速に診察・検査が受けられるようにすることや、けがの予防、コンディショニング管理・指導、パフォーマンス向上への手助けを行い、特に、怪我や事故が起こりにくい環境を整備することや、チームスタッフや選手を競技に専念させ、ひいては選手のパフォーマンスの向上(成績の向上)をサポートするシステムを神戸市サッカー協会で構築することができればと考えています。
現場でのメディカルサポートシステム構築を実現する為に、皆様の意見を聞かせていただければありがたいです。下記アンケートのご協力をよろしくお願いいたします。
敬具