まとちかサッカー日記 :この想いを忘れず・・・2008-01-25
2008年1月
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
と、かなりあいさつが遅くなって申し訳ございません。
「今期の冬は暖かいな」と思っていたのは12月末まで,・・・・年が明けてからはとても寒い日が続いており、寒さの苦手な私には、とてもつらい日々が続いています。
そんな私が、まだ12月後半の暖かい日に女子1級の最終テストを行えたということはとても運が良かったことかもしれません。毎年、女子1級の最終テストは、神戸で行われる全国大学女子選手権の舞台で行われます。神戸で行われる大会なので、関西の2級の審判員が副審や第4の審判員として女子1級の受験生と共に試合を行います。私も毎年この大会に参加し受験する人たちを身近に見てきましたが、今回は受験する側の立場。「ついにここまできたんだ」という実感と緊張感がいっぱいでした。
体力テストからスタートして、長くてあっという間に終わった4日間、自分では反省点もあり、よかったと思える点もありましたが、最後の試合では思いっきりやりきったという充実感がありました。そして去年の春前から始まった関西の1級候補テストから春の1次審査、夏の2次審査、そして冬の最終審査と長かった1年間は終わったのです。
「あまり悩みもなく、いつも笑って元気」と思われがちな私ですが(実際そうなのですが)、それでも1年間どこかいつもテストのことを考え、緊張感と気の張った面があったので「終わった~~」と正直ほっとしました。しかし、テストの結果がすぐでるわけでもなく、待っている間も長かったです。笑
そして最終テストから約1ヵ月後の1月20日付けで女子1級の合格通知が届きました。
「よかった・・・本当によかった~~」
今までいろんなテストや受験を経験しましたが、これほどうれしく良かったと思えた合格通知は初めてで、思わず涙もこぼれてしまうほどでした。
私の中でこの1年間、女子1級のテストをともに頑張ってきた仲間、時にはライバルであり時には一緒に目標に向かうことをわかち合える友として辛い日々を乗り越えてきたことはとても大きな宝物になりました。そして遠征などで仕事も休んで迷惑をかけているのに、快くよく送り出してくれる会社とその仲間。陰ながらいつも心配し応援してくれていた家族。そしてダメなときも良いときも期待をこめ熱く指導してくださった審判の先生方。地元の審判員の方をはじめ、テストを受けに行った地域で一緒に力になってくれた審判の仲間の方々。その他にも指導しているチームの子供たちや様々なサッカー関係者の方や、友達にもいつも支えられ、周りの存在の大きさを改めて感じることができました。
これから女子1級として活動するに当たって、私自身審判に対する思いは変わらず、「選手が最高の試合をできるように、選手が自分たちの持っている力を発揮できるようなジャッジをする」ことなのですが、参加する大会のレベルが上がり私もその大会に出場する選手に合うような審判員であれるように頑張っていかなければいけません。
これからまた新しいスタートです。いろんなことがあると思いますが、この日の喜びを忘れず頑張りたいと思います。いつもこの「まとちか日記」を読んで応援してくださる皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。2008年からの私も宜しくお願い致します。