まとちかサッカー日記 :カウントダウン2007-02-10
2007年2月前半
皆さん、こんにちは。今期の冬はとても暖かく、寒さに弱い私にはとても過ごしやすい冬となりました。早々と年が明け、今年の女子1級テストに向けて動き出した今日この頃なのですが、私には、大きなカウントダウンが始まりました。
カウントダウン・・・・何のカウントダウンだと思いますか?
あまり自分では言いたくないのですが、30歳までのカウントダウンです。早生まれの私は、2月が誕生日、ずっと20代と言い続けてきましたが、それもあとちょっととなりました。
私がヴィッセルにいた頃、30歳を迎える選手は、随分年上のお兄さんに見えたし、選手寿命がそれほど長くないサッカー選手にとって、30歳となれば、かなりベテランの域に入ります。だからこそ私にとって30歳というのはすごく重く感じていました。
30歳になるとどうなるのだろう???
去年から誕生日を迎えた同級生の友達が、「三十路になっちゃったよ~体が衰えてきた」なんていう子もいれば、逆に30代を楽しみだした友達もいます。
私も以前のように、睡眠時間を削って仕事ばかりはできないし、友達と朝まで遊ぶという気力はなくなったかも・・・・そういう無茶をしない面では「若さ」はなくなったのかもしれません。(苦笑)でも普段、サッカーをする機会が増えたり、指導者や審判をしている分、体力面ではまだまだ自信があります。幸い、現役でプレーしていた頃も今も、大きな怪我はなく、それがひびくこともありません。靭帯を1度切った選手は、冬になると痛くなったり、動きにくくなったり、また捻挫をした人はそれがくせになったりします。だからそういう面では丈夫な体を持ったことに感謝しています。
以前からお話したことがある、Lリーグの岡山湯郷でプレーをしている幼なじみもついに引退を発表しました。彼女がプレーしている間にLリーグの主審を務めることができなかったのは残念ですが、これからまた神戸で一緒に楽しくサッカーができればいいなと思っています。
私が1番年をとったと感じるときは、やっぱり子供の成長をみているときです。
子供たちの成長は早い!!教えてる子も、知ってる子達もどんどん成長し大きくなります。
先日、電車に乗っていると、偶然ヴィッセルのサポーターの方にお会いしました。私のことを知っているサポーターの方は今でも声をかけてくださることがあり、私はとてもうれしいです。
その方は、私がヴィッセルにいた頃、小学生の娘さんとよく一緒にホームゲームを見に来てくれてました。その娘さんも私のことを「お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・」と慕ってくれていたのですが、その娘さんが今、ヴィッセルガールをしていると聞いてびっくりしました。
その他、教えていた子供が今、一緒にサッカースクールのコーチをやっているというのも、うれしくもあり、くすぐったくもあり、そして年月が経ったことを感じます。
20代の私は、好きな仕事をして、好きな活動をし、好きな人たちに囲まれて充実した日々を送ってきましたが、反面甘えていたこともあったと思います。もうすぐ30歳という節目を迎えるにあたって、「なってしまった」のではなく、「なったからこそ」できることを楽しみたいのと、20代で恵まれた日々のことをしっかり活かし、また新たな一歩を大きく進める30代にしていきたいと思います。
これからもこんな私を宜しくお願いします。