まとちかサッカー日記 :アクシデント2005-03-08

2005年3月8日(火) 晴れ

 皆さんこんにちは!祝50回でございます!!早いものでこの日記を書き始めて2年半。まさかこんなに続くとは思ってもみませんでした。これも読んでくださっている皆様のおかげです。「読んでるよ~」という一言にはげまされてここまできました。これからもマイペースではございますが、更新していきますので宜しくお願いします。

 さあ!春が来た!と思ったらまた寒くなったりとよく分からない気候が続いていますね。今年は花粉の方もすごいらしく、私の周りにもつらそうな人がいます。皆さんは大丈夫でしょうか?私は去年まで全く縁のなかった話ですが、今年は暖かくなったとたん鼻水が止まらなくて大変で「うわ~ついに(花粉症に)なってしまったか・・・」と憂鬱になったのですが、2、3日ですっかり」止まり、ただの風邪だったようです。(笑)

 さて、何年も長袖審判服も買えなかった私ですが、去年がんばった審判代でUMBROの審判服を一式そろえました。うれしくて早速着てやっていますが、素材が軽く、通気性もよくてびっくりです。こういうウェアーもどんどん良くなっていくな~と感心してしまいました。そして先日、知り合いの紹介でデサントの展示会に行ってきていろいろ見たのですが、女性用のウェアーに力を入れているなと感じました。今まではサッカーウェアーは男性の体系が基準で、私はまだ身長があるほうなのでそれほどサイズには苦労しませんでしたが、小柄な女の子はジュニアサイズでは小さかったりとサイズ選びにも苦労したりしてました。それにアンダーウェアーなども、やっぱり男性が求めるものとは少しづつ違ったりすると思うので、そういうところや色的にも女性らしいものが出てきたりすると、フットサルなどでも女性がもっと入りやすくなっていくのではないかと、女性用のウェアーに目を向けてくれてることにうれしくなりました。

 さてさて皆さん、サッカーのルールブックを読んだことがありますか?審判の資格を4級から持っていらっしゃる方は必ず読んだことがあると思うのですが、その中で「Q&A」というページがあり、「こんなときどういう判断(判定)をしますか?」のような質問があり、それについての回答が書いてあるのです。その中に普通ではなかなかありえないだろうという状況が書いてあり、「なるほど・・・」と思う半面「こんなことないし・・・」と思っていました。

 3月8日(火)に昼間の仕事が終わってから啓明グラウンドに行き、中国天津の女子チームVS宝塚バニーズの交流試合の4thをしました。啓明グラウンドは人工芝になったときナイター照明も変わったので、今日はそのナイター照明を使って19時30分キックオフ。

 主審はJリーグでも審判されたことのある1級の方で、一緒にやらせてもらうことは初めてだったので「勉強しよう」と楽しみでした。45分ハーフの前後半で交代は7人までできるというルールで行われました。天津のチームには女子W杯に出てたという選手もいるらしく、初めて海外チームの試合に審判で関わるのですごく新鮮味がありました。前半は何事もなく、主審をされてる方の動きなどゆっくり見れ、自分に足りないとこなど考えたりしてるうちに終わりました。

 後半は交代選手が増えるので、忙しくなるだろうと思いながらスタートしました。そして後半が始まって五分も経たないとき、ナイターの照明が突然半分消えたのです。「うわっ」と思い、主審はどうするのだろうと立ち上がりましたが、試合はインプレーで続いていました。照明の半分は点いていたのでアウトプレーになってとめるのかな?と思った瞬間「バチッ」と全部消えて真っ暗になってしまいました。それと同時に主審が試合をすぐ止め、状況確認にきました。

 どうやらある時間でナイターが自動的に消える設定がしてあるらしく、解除をして照明を点けるには時間がかかりました。その間選手は上着を着て、ボールを蹴ったりして体を動かす人もあれば、控え室に戻って休んでいる人もいました。私たちも体が冷えないように体を動かしながら待ちました。2~30分後、照明が戻り、ボールを止めた地点からのドロップボールで再開しました。試合が何事もなく流れ出し、ほっとした瞬間、また照明が全て消えて真っ暗になりました。選手の体もまた冷えてしまうし、ナイターゲームでこれ以上遅くなってはいけないということで試合はここで中止になりました。今日の試合は公式戦ではなかったので再試合はありませんが、こういうことが本当に起きるんだな・・ともう1度ルールブックを読み直す気になった試合でした。