まとちかサッカー日記 :新たな問題2004-07-18

2004年7月18日(日)曇り

 皆さんこんにちは!7月9日(金)に行われた兵庫県サッカー協会審判委員会で正式に2級の認定をしていただき、あらためて自分自身2級になったんだと感じました。これから指導も審判もますますがんばらねば・・・と思っていたのですが、その気持ちと新たな問題に私は今悩んでいます。

 もともとサッカースクールで指導の手伝いを始めた時、リーグ戦などで審判割り当てがあるので4級を取り、審判をやり始めたのですが、その後指導やヴィッセルでの仕事などで、あらゆる方面からサッカーに関わっていくうちに、今まで以上にサッカーのことが好きになり、もっとたくさんの人にサッカーの楽しさを伝えたり、もっと好きになってほしいという気持ちがでてきました。それまで決して適当にしていた審判ではありませんが、試合をしている選手や見ている観客たちにも納得のいく、思いっきりサッカーのできる試合を作れるのは審判だと思い、3級を取ってもっといい審判になろうと思いました。(第1回の「三井ゆりに負けたくない」というのは、彼女が審判している試合に納得がいかなかったからですよ)

 3級を目指し始めた時、審判部の方々から「どの級でどのレベルの大会ができるということ、Lリーグの審判、2006年の兵庫国体のこと」などを教えてもらい「3級で終わらず2級まで目指してみてはどうか?」といわれました。選手として踏むことのできなかった舞台に審判として、頑張っている選手と一緒にできたらと思い2級を目指し、ようやく取ることができました。

 2級になると協会派遣でいろんな試合に呼んでいただけるようになり、すごく勉強になるし、いい経験ができるので、できるかぎり参加しようと努力しているのですが、私は審判だけでなく指導の方も大事だし、タレントの仕事も大事です。それに生活費のほとんどはふだんのバイト代で生活しています。休みが欲しいわけではないので、毎日フルで働いていますが、どうしても参加できないこともあり、それを「やる気がない」と受けとめられるととてもつらいです。そんな時はどの仕事も大事にしてるのが間違っているのかと悩んでしまいます。

 でも7月17、18日に啓明高校で行われた国体の交流試合に審判に行った時、見てくださったインストラクターの方が、「みんなそれぞれ言うこと、考え方が違うから、いろんなことを言われるだろうけど、自分に必要なことだけ吸収して自分の個性は大事にしなさい」と言ってくださって、その一言で悩んでいた気持ちが救われ、またがんばろうと決心したのでした。