まとちかサッカー日記 :2004年Lリーグ開幕2004-06-13
2004年6月13日(日)快晴
6月13日(日)梅雨時期とは思えないカラッとした気持ちの良い快晴の今日、2004年Lリーグが開幕しました。Lリーグは、去年まで前期は西日本、東日本に分かれてリーグを行い、その順位で後期リーグを行って日本一を決めていましたが、今年からはL1、L2に分かれてリーグを行う形に変わりました。
L1、L2に分かれて、私にとって残念なのは、私がサッカーを始めたきっかけを作ってくれた幼なじみが今、岡山の湯の郷でプレーをしていて、その湯の郷はL2なんです。だから田崎ペルーレと試合をすることがなくなってしまい、彼女の試合を見に行く機会がなくなってしまいました。去年初のリーグ優勝をした田崎はもちろんL1で、第1節の開幕戦はホームのユニバーで宝塚バニーズとの試合でした。
元々この開幕戦を見に行く予定にしていたのですが、ちょうど前座試合で小学生女子の市選抜と県トレセンが対戦することになって、私はその審判で呼ばれて、行くことになりました。集合時間がちょうど開門時間と一緒で、11時に行くと、さすが去年優勝した上、五輪代表を5人も出しているチームだけあって、予想以上の人が来ていました。
地下鉄で「総合運動公園駅」に向かう時、電車に途中から乗ってきた少女のチームが、ジャージ姿で大きなカバンを持っている私を見て、「選手かなー?声かけてみようよ。サインほし~」とひそひそ話してるのが聞こえました。「今から試合の選手が電車に乗ってるわけないやん!」と思いながら、少し恥ずかしくなって声を掛けられないようにそそくさと逃げました(汗)
準備にバタバタしながら、前座試合が始まりました。私はヴィッセルガールをしていた時から、スタンドに観客の入っているピッチに立つと、緊張ではなく変に胸が高まります。きっと選手もこんな気持ちだから、たくさんの人に見に来てほしいのだろうなと思いながら、久々にユニバーのピッチに下りて上を見上げました。
いくら小学生とはいえ、11人制では、せまいハーフコートでやりにくかったですが、無事終了しました。スタンドに戻る時、この後のLリーグの審判をする人たちとすれ違ったのですが、副審をする2人は私の知っている人で、中でもその1人は、去年私が落ちてしまったペーパーテストを一緒に受けに行き、見事1発合格し去年2級に上がった人でした。元々サッカー部のマネージャーをしていたらしく、すごく真面目で一生懸命な人です。お互い国体を目指し頑張ってきた彼女がこの試合の副審・・。私もあのペーパーテストに受かっていれば、今日一緒にやっていたかもしれません。1歩出遅れましたが早く同じピッチに立てるように頑張ろうと思いながら、この試合を見ていました。