まとちかサッカー日記 :初体験2003-02-09
2003年2月9日(日) 晴れ
先週私のところに電話がありました。「9日(日)に大学生の試合の審判をしにこないですか?」と言われ、あじさい杯で負けて、予定がなくなったので「いいですよ」と返事したのですが、「女子ですよね!?」と当たり前のように聞くと、「いや、男子です。練習試合だから大丈夫だよ笑」と言われ、思わず「ええー!!」と叫んでしまいました。
いやいや・・・練習試合だからとかの問題じゃあないよ~。というわけで今日は、神戸学院ー姫路独協との練習試合、大学生男子の試合の主審を初めてやってきました。30分3本の試合のうち、2本やらせてもらいました。試合が始まり、経験した事のない“大学生の試合”がどんな感じなんだろうと思っているうちに、「ファール!」を1発目から獲りそこなってしまいました。(汗) どんどんファールが出てくる・・・ここはビシッと獲らなくては!という感じでだんだんファールも獲れるようになってきましたが、あとはついていくのに大変でした。
見ていただいた人に、「よく動けてた」とそこは合格点をもらえたのですが、私の課題はやっぱり「ファール」。今は小学生でもうまく使う子がいますが、大学生になると手を上手に使うのです。あっ、これはハンドの「手」ではなく、相手との競り合いの時などに使う「手」です。もう一つは、どちらもがファールし合ってる時にどちらのボールにするかの判定が苦手です。本当は最初にファールをした方がファールになるのですが、どうしても後でファールをした方に目がいってしまい、反対のファールにしがちになります。(汗) これがワールドカップでもよくあった、わざとこけてファールをねらったりなんかが出てくる試合になると思うと・・・課題は山積みです。
最近私がよく思うことなんですが、「審判は何故フィールド内を走るのだろう?」ということです。コーチとして外から見ているとき、ヴィッセルの試合を見ているとき、その他の試合でも外で見ていたらファールがよく分かるのです。中で一生懸命走って自分のポジションを考えたりしてると、ファールの判定が遅くなったりします。だからラインは副審に見てもらって、主審は外から判定するなんてことにならないかな~と思ったりと・・・・すいません。私のぼやきです。(笑) 頭の回転、切り替えが遅いんです。2級への道はまだまだ長そうです。と感じた初体験でした。