神戸から女子日本代表(田崎ペルーレ)

2002年10月に行われた、アジア大会(韓国・釜山)に神戸の女子トップチーム「田崎ペルーレ」の3選手が日本代表として出場されました。
今回はその「
川上直子、柳田美幸、大谷未央」選手をクローズアップします。


(左から「柳田美幸、大谷未央,、川上直子」選手 :<国体パレードにて>)

アジア大会お疲れさまでした。
すばらしい成績で終えられましたが、今大会の感想を教えてください。

川上選手:アテネ五輪を目指す上でアジアでの自分達日本代表の実力がどれだけ通用するのかという点では手ごたえのある大会でした。

柳田選手:日本も少しづつレベルアップ出来てるんだなぁと実感した大会でした。

大谷選手:結果は3位でしたが、中国、北朝鮮との差はまだあると感じました。
でも少しずつですが日本ペースですすむこともあったので差を縮めるのに時間はかからないと思います。

今大会で一番印象に残った(良かったこと、悪かったこと、悔しかったこと)ことは何ですか?

川上選手:格上である北朝鮮戦では終了間際にPKをとられて1-0で負け、中国戦では、前半2-0でリードしていたのに後半2点入れられ2-2の引き分けとゆう結果で、過去の結果と比べると自分達の進歩が感じられましたが、やっぱり勝つことはまだ出来なかったとゆうことが悔しいです。

柳田選手:中国相手に2点取れたこと。銅メダルが取れたこと。

大谷選手:北朝鮮戦での戦いです。全体的なバランスも良くて90分集中してできた残りわずかでPKで失点したのが悔しいです。

サッカーを始めたのは、いつからですか?続けて良かったこと、つらかったことを教えてください。

川上選手:小1。練習では苦しい事もありますが試合で勝った時の喜びは普段の生活では味わえないです。ケガで長い間サッカーができない時がつらかったです。

柳田選手:小2。全国に友達が出来たこと。けがをした時特に感じたんですけど家族友人などの温かさをすごく感じました。

大谷選手:サッカーを始めたのは小3です。日本代表に入って世界のサッカーも経験できるし勝ったときの喜びはたまらなくいいです。それに目標がどんどんできて楽しめるから良いです。

神戸の少女サッカー人口も減少しています。もっと女子サッカーが盛り上がるよう日本代表として、神戸の少女に訴えてください。

川上選手:日本代表のユニホームを着て日本の代表としてプレーできるコトはとてもうれしい事です。色んな国に行って色んな国と対戦する、普通の子では経験できない事が沢山あります。
ぜひ、日の丸を目指して頑張ってください。

柳田選手:一つのボールだけでみんな友達になれて、勝つ喜び、負ける悔しさ、人の温かさを感じることが出来ます。サッカーはとてもおもしろいスポーツだと思うのでみんなで頑張りましょう。

大谷選手:サッカーは男子だけではなく女の子もできるスポーツです。気軽に楽しめるのでまずは楽しくやって下さい。

ありがとうございました。今年は是非、Lリーグで優勝してください。


左から「川上直子、柳田美幸、大谷未央」選手

〓〓 3選手のプロフィール 〓〓

氏  名 出身地 前チーム
川上 直子 兵庫 神戸FCレディース
大谷 未央 兵庫 啓明女学院高校
柳田 美幸 神奈川 日テレ・ベレーザ