カルチョの旅

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2003.7.5 NO.4


「視野を広く持とう・・・そして決断力を磨こう?!」

 Ciao!
さて、今回のテーマ。前回、「視野を広く持とう!」というコラムでも触れました
が、今日は、『外的環境から得る「視野の広さ」』と「決断力!」についてお話しし
たいと思います。

私の住むここペルージャは、イタリアの中でも丘の上にある都市として有名です。ですから坂道がキツく、自転車なんてまったく見当たりません。もちろん私の移動は徒歩かバスなので、学校へ通うときなんてそれは大変。もう真夏を思わせるこの時期、学校から行き来すると汗びっしょりです。(太っているという説もあります…苦笑)
そんなペルージャの町を縫う道は、「細い、狭い、急な坂!」と三拍子揃っていて、ドライバーは苦痛を余儀なくされております。この町の運転に慣れたらどこの都市へ行っても大丈夫ですよ。

 ところで、ここイタリアでは、「歩行者優先!」なんていう言葉はありません。それに信号も少ないのです。加えて日本とは反対の左側通行なので、よく見て道路を横断しないといけません。
ここです!注目して欲しいのは!
イタリアは、F1や自転車レースといったモータースポーツにも人気があって、実は
ドライバー狂が多いのです。路上で立ち止って待っていても、ドライバーは止まって
なんかくれません。(イタリア人男性好みの女性は別かな?!(笑) あと高齢者や子
供たちにはやさしいですね!)

この道路横断時に求められるべきもの、みなさん、何だと思います…?!
そう、観察力!決断力!そして実行力! これら三つの要素が揃ってこそ、この危険
な横断が可能になるのです。
また、ここではバス・電車の中で毎回停留についての車内放送がありません。ですか
ら、「次はどこの駅(停留所)なのか?」をよく気をつけておかないと降り損ねる可
能性が多いにあります。
それに、バスなんて路線番号と主要な停留所くらいしか表示されていないので、その
バスが本当に自分の行き先へ行くのか、わざわざ運転手に確認する必要があります。
(これは地元の人もよくする行動)
実に、ここでも観察力・決断力・実行力が求められるわけですね!(ちなみに最初の
頃わたしはよく運転手に尋ねていました。イタリア語が通じてうれしかったです、
笑)

そして最後に、あまりこれは話をしたくないのですが…。(食事中の方は食後に見て
くださいね)
ペルージャでは、道端にたくさん犬の○○が転がっています。ですから注意をしてい
ないとつい「グチョ!」というわけです。とくに夜は暗いので精神集中していないと
たいへん危険。
かといってヘッドダウンしていると、今度は車が来るわけです。四方八方に視野を広
げておかないといろんな意味で困難な状況に陥ります。(まぁ命には別状はないです
が…笑)

このように、日常から「視野を広く持つこと」が要求されるイタリア。幼い頃からこ
んな状況に鍛えられているイタリア人!これが堅守を誇るDFを打ち破る秘訣なのか…
?! 組織的なDFが、DNAに蓄積されているのか…?!
というわけで、今回は外的環境から得る「視野の広さ」と「決断力」について触れま
した。
皆さん、ぜひ子供たちに決断する要素を与えましょう!
それではみなさん、Ciao!

Kawa


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