カルチョの旅

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2005.9.21 NO.35


 

あれから早くも1日が過ぎました。
まさか24時間後になるとは思ってもみなかった…出発が!!!

26日の22:00に出国手続きを済ませ今度は無事ゲートも通過し飛行機に乗った
ものの30分が経過し、飛ばない。
まぁでもこの変更でお客さんが減ったから隣も空いたし眠たくなったので一眠り。

ふとチキンラーメン(機内食サービス)の香りで目が覚める。
「お〜夜食かぁ〜、でもエライ静かだぞ〜、ん〜???」
なんと、一眠りのつもりが2時間30分も深い眠りについていた…にもかかわらずエ
ンジンの音がまったくしない…そうまだ飛び立っていないのである。

「Mamma mia!!!」

時計を見たら午前1:30。
機内アナウンス:「飛行機の調子が悪いので本日のフライトは不可能となりまし
た!」

あり得へん!!!

それからまたホテルへバスで向かう。(注:関西空港から40分もかかる堺へ)
就寝3:30。
翌日のフライトは電話にて連絡してもらえるとのこと。
不安を抱きながら眠りにつくことほど嫌なものはない。

7:00にモーニングコール。
電話が掛かってくると思いきや、モーニングコールのみでなんとドアの下にラブレ
ターを忍ばせたがごとく一通の手紙がそっと置いてありました。
なんと8:00出発(予想はしていたから準備は完了していたけどアナウンスなしの
この時間もどうか?!)。

タクシーにて空港に到着(もちろん○○航空が支払い)、しかし「どこで?」「どの
ように?」「いつ?」手続きをすればいいかわからない。
○○航空や提携を結んでいる日本の□□□航空の案内が悪いのはもうすでに皆が認識
しているが何せ責任者がいない。
ついでに言えば昨日のアクシデントを知っている従業員がいないどころか、引継ぎが
出来ていない。
空港に来たもののみんなどこへ行ったらいいかわからない状況!!!怒

しかも乗り換えがないためJALにて欧州へ向かうことに…。
状況はさらに悪条件となりテロが盛んなロンドン経由、ローマ到着は23:25で
す。
ただでさえペルージャ到着は難しいと思っていたのにローマ市内までも行くことは難
しい時間帯にローマ空港到着予定。

「Mamma mia!!!」
それからのローマまでのホテル探しは無理でしょう…。
しかし泣き言を言っている前にとりあえず出発しないと意味がありません。もうこれ
以上遅らせるとセリエA開幕に間に合いません。

ところがJALに行ったら(○○航空で手続きした後)長蛇の列です!
ちなみに2度フライトがキャンセルになったのでもちろん入国手続きを2回行い、3
度目の出国手続きを行ないました。
その都度バックからパソコンを出すという面倒くさい作業を行なったのです。
ここまできたら警察官も私を怪しい目でみるわけがありません。

そうそう○○航空が最後にまた怒りを静めよう作戦を展開するため空港内で利用でき
る¥2000券をくれました。
私からすればそんな事よりきちんとオーガナイズすることの方が優先だと思いますが
…。
というわけでこの¥2000券はきちんと利用させてもらいました。

さぁ搭乗です!!!
とりあえずJAL421便がロンドンへ出発し、アリタリアAZ209便が無事ローマに
到着することを祈りながら重い足取りの中、搭乗開始。

飛行機が地上から飛び発った時にようやくホッとした私。
飛行機の中ではもちろん寝不足だったので爆睡!!!
その後さらなる困難が待ち構えているとは知らず…。

ロンドンに到着。
ローマへ乗り換えのためアリタリア航空のカウンターへ唯一私だけが向かう(他の皆
はルフトハンザ航空でフランクフルトへ)。

「Mamma miaaaaaaaaaaa!!!」

なんとカウンターで発券が認められない。
航空券が一度キャンセルされ変更されているため、キャンセルされた証明書がないと
いけなかったらしい…つまり日本でそれを受け取る必要があったわけです。
○○航空を恨んでも後の祭り。

しかもここは英語しか通用しないロンドンヒースロー空港。
私の責任でキャンセルされたわけではないのにまたチケットを買いなおすなんてバカ
バカし過ぎます。
絶対に首をタテに振るわけにはいかない!!!
いや、もし支払うことになったら○○航空へ請求する覚悟でイタリア語が通じるイギ
リス人に英語とイタリア語を交えて状況を説明。
すると出国検査を受けてチケットカウンターで確認してくれるとのこと。

これで日本から数えてなんと4回目の出国検査、裏を返せばもう一度入国検査も受け
ないといけない。
しかし責任転嫁されて支払いだけは避けたい執念が疲れた私の体を奮い立たせる!!!

「よっしゃ〜あ!!!」
見事支払いをせずにキャンセルからの変更がロンドンでも認められ搭乗手続き。
しかしこの空港でこれから何をして20:00発の飛行機を待てばいいのだろうか〜
?!

おっとそんなことを気にするより私はローマへ到着してからが気になって仕方がない
…。
体調は見る見るうちに悪くなる一方、それでいて日本から出た以上は神経を研ぎ澄ま
し警戒心を高く維持し視野を広く持たないとやられてしまう。
アウェイの洗礼がいつにも増して厳しい気がする…。

そんな満身創痍の中ついにローマに無事到着。
時計はもう日付変更線を過ぎて27日から28日へと変わっているではないか!!!
スーツケースをサクッと取ってローマ市内への電車を探しに駅へ向かうが人並みがゼ
ロ。
なぜなら電車がない!!!

となれば空港で一夜を過ごすしか方法がない。
この睡眠不足の中さらなる試練を神様が与えようとしているのか?!
スーツケースや財布を盗られない様に神経をピリピリさせて浅い眠りにつくのはもう
嫌だ〜!!!

ここまで来ると何より睡眠欲が半端ではない。
周りを見渡すと『ヒルトンホテル』の看板しか見当たらない。
値が張ることは覚悟の上でフロントへ向かう。

「あの〜スミマセン、1泊いくらしますか?!」
「今はサービス週間なので朝食込みで160ユーロ(約21000円)になります。」


「Mamma miaaaaaaaaaaa!!!!!!」

よ、よ、予想はしていたが…この計算外な出費はKawa財務省の予算を超えている。
これではホテル代が浮いたどころか、逆に赤字に発展している。
人の不幸を笑ったわけではありませんが、やはり自分の都合だけを考えてほくそえん
でいると後でとばっちりがきっちりと返ってくるのであります。

26日10:30に関空発がなんと28日16:15にペルージャに到着した私。
こんな「カルチョの旅地獄編」なんてもう書きたくない今日この頃…。

しかし今日からペルージャで家探しをしなければいけないんだった…。
『Mamma mia!!!』

Kawa

 

(二度目の入国手続きへ)

(機内荷物を到着を待たずして下ろす乗客)


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