カルチョの旅

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2003.5.5 prologue


「イタリアへ」

 イタリアには、「CALCIO」という文化が存在します。

 そこでは、毎日「CALCIO」から刺激を受けることができるといいます。もちろん、情報の発達によって日本でも、特に視覚の面から"認識"することはできるでしょう。
 しかし、文化として根付き、国民の誇りとなっている「CALCIO」について、このスポーツを心底愛するイタリア人の気持ちについては、イタリア人との接触なしに決して理解できないのではないかと思うのです。

 日本でも、サッカーの人気は急速に高まってきました。でも、皆なぜスタジアムへ足を運ばないのでしょうか? 色々と理由はあるでしょう。 でも、「良いもの」があれば、自然と人は集まってくると思います。ということは、「良いもの」を提供してるかどうか、です。

「良いもの」とは?

 それは、質の高いゲーム、雰囲気、情熱を伝えるプレイヤーや監督、地域に根付いたチーム愛など、すべてが絡み合って生まれるものでしょう。

 日本のサッカーのレベルは、決して世界にひけを取らないものです。特にユース年代では、世界のトップレベルにあると言っても過言ではありません。 しかし、指導者の質となると…「?」。私も、指導者の端くれではあるけれど、この点に疑問符をつけない訳にはいかないのです。
 もちろん、たくさんの指導者がおられて、その人たちが努力をしていないとはいいません。しかし、これから「世界を目指す選手たち」をサポートするには「世界をよく知る指導者」によって育成されるべきだと思うのです。
私自身も、何回かイタリアへ行き、フランス、イングランドなどを旅しましたが、まだ確固たるものが足らないと感じるのです。

「長期間、イタリアで修行を…」

 ついに決心してしまいました。 「イタリアでチームを持つ」という、とてつもなく難しい目的を胸に、日本を飛び出すことにしました。
 誰も挑戦してないからこそ、やりがいがあります! 先駆者になれば、意識の高い指導者を目指す若者たち(教え子たちも含む)にもいろんなエッセンスや情熱を伝えられると信じています。 なにより元プロプレイヤーではない私がやるから価値が高いのです…。

 何より、あの、イタリアのスタジアムでゲームを観戦するのが楽しみです。ゲームの内容もさることながら、プレイに一喜一憂し、観客が一体となって熱を発している、あの中へ私も飛び込みたいのです。

 なぜあれほどまでに危機察知能力の高いCBが存在し、その堅固な守備をこじ開けるストライカーが多数存在するのか? それは育成から生まれるのか?先天性なのか?果たして文化がそうさせているのか?
ビッククラブに立ち向かう集団を率いるにはどうすればいいか?それには戦術が存在するのか?その戦術はしのぎを削っている監督同士が戦うからこそ磨かれるのか?

興味は尽きません。 

 なんだか偉そうなことばかり書いてしまいました。どこまで達成できるかわかりません。(その前に語学が…(苦笑))

 でも、「何を遂げたより、何を志したか?」が、今は重要と考えています。
ほんとうに、どこまでやれるかわからない。でも… 

「行ってきます!」


Kawa


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